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食べなくても太り続ける「飢餓モード」は本当に存在するのか?

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「減量中も飢餓モードに入らないためにはどうすればいいですか?」ってご質問をいただきましたんで、ちょっと考えてみたいと思います。 

 

 

飢餓モードは、カロリー制限が長く続いたときに起こる(と言われる)現象でして、主に2つの意味で使われている感じです。

 

  1. カロリー制限が続いて痩せにくくなった状態
  2. カロリー制限が続いて完全に痩せなくなる状態(どころか太る)

 

1番の意味であれば、間違いなく「飢餓モード」は存在するでしょう。カロリーが減ったせいで体の代謝が落ちちゃうのが原因で(1)、具体的には脳のセットポイントが関係しております。対策としては、チートデイを作ってみたり、痩せるホルモンであるレプチンの量を調節してみると良いかと。

 

 

で、2番目の「痩せなくなるどころか太り始める」って意味の場合、これは完全な都市伝説でしょう。カロリーを制限を続けているのに、体重の減少が止まっちゃうって現象を再現した研究はないかと思います。ちなみに、1977年のケーススタディ(2)では、超肥満の男性に対して382日も断食させるってハードな治療が行われたんですが、代謝は落ちまくったものの体重は最後まで減り続けたとか。まぁ状況が特殊すぎて、あまり参考にならない話ですが(笑)。

 

 

ちなみに、この噂の出どころは、たぶん1944年のミネソタ飢餓実験(3)でして、被験者のカロリーを削りまくったら、体の脂肪が逆に増えちゃったって研究であります。ただし、これはあくまで筋肉と脂肪の比率が変わっただけ。実験の最後には、被験者の体重は16キロも減ってまして、ガリガリの癖に妙にたるんだ体格になっちゃったんだとか。

 

 

そんなわけで、飢餓モードの心配はする必要なし。というか、そもそもわたしはカロリー制限によるダイエットはオススメしてないわけですが。

 

 

credit: -Tripp- via FindCC


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。