酒飲みの肝臓に効くサプリを、効果が高い順に5つ選んでみた
「メンタルに良いサプリ」「脂肪燃焼サプリ」「アレルギーに効くサプリ」「頭がよくなるサプリ」「肌と髪にいいサプリ」「不眠に効くサプリ」などなど、いろんなサプリのベストチョイスをご紹介するシリーズの第8回目。
今回は、酒でダメージを受けた肝臓に効くサプリを独断と偏見でランクづけしてみました。これは、あくまで肝臓のダメージをやわらげるのが目的でして、二日酔いの解消効果は狙っておりませんので、ご注意ください。
1位 コリン
コリンは、肝臓の活性メチオニンのレベルを助ける働きがある成分。活性メチオニンのレベルが下がると脂肪肝になっちゃう(1)んですが、コリンを投入することで予防と改善効果が得られるんですな。
ちなみに、活性メチオニン自体も「SAMe」ってサプリとして手に入るんですが、なにせ成分あたりの価格が高いので、コリンのようなサポート成分を使ったほうが断然お得です。用法としては、1日に250〜500mgを飲めばOK。サプリがめんどうな人は、卵の黄身を1日4個食べてもいいでしょう。
2位 TMG
TMGも、コリンと同じく活性メチオニンをサポートしてくれる成分。やはり脂肪肝を減らす効果があるって研究が多くありまして(2,3)、当ブログで何度か取り上げているクレアチンと組み合わせると、さらに肝臓のダメージ修復効果がアップする感じ。
用法としては、1日に500〜1000mgを飲めばOK。食品で補いたいときは、ホウレン草やビーツなどにもTMGが豊富にふくまれております。
3位 NAC
NACは、肝臓の解毒に必要なグルタチオンを作り出す効果がある成分。肝不全や肝炎といったハードな症状をやわらげるのにも使われる成分で、薬の飲み過ぎによる肝臓のダメージにも効くのがすごい。
また、グルタチオンには強い解毒と抗酸化作用がありまして、結果としてアンチエイジングにも役立つサプリになっております。1日に750〜1000mgを飲めばOK。
4位 ミルクシスル
ミルクシスルは、マリアアザミというハーブの一種でして、昔から肝臓の解毒に使われてきた薬草。以前、わたしが肝臓の数値を良くするために飲んでいた「レバーデトクシファイアー&リジェネレーター」ってサプリの主成分であります。
いくつかの研究(4)で、肝臓のタンパク質とDNA合成を増やす作用があることがわかってまして、肝臓の炎症をガッツリと防いでくれます。1回150mgを朝晩2回飲めばOK。
5位 ウルソデオキシコール酸
ウルソデオキシコール酸は水溶性の胆汁酸。昔から肝臓の炎症と酸化を抑える作用で知られてまして(5,6)、日本の製品でいうと、整腸剤として有名なミヤリサンの主成分であります。腸内環境を整えてくれる定番のおクスリですが、実は肝臓の健康にもいいんですねー。
飲み方としては、夜に500〜1750mgのウルソデオキシコール酸を摂ればOK。
まとめ
そんなわけで、肝臓の健康に効くサプリを選んでみました。言わずもがな、肝臓はアンチエイジングには欠かせない器官ですので、可能な限りいたわってあげたいところ。海外サプリを買うのがめんどうな人は、整腸作用もあるミヤリサンがお得かもしんないですね。
credit: David Blackwell via FindCC