「本当に良い睡眠を取れてる?」を正しく判断するための4つのポイント
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/02/4.html
「よく眠れた」の基準ってなんなの?
美容と健康には睡眠が必須。が、いくら「グッスリ寝よう!」とか「睡眠の質を上げよう!」とか言われても、そもそも「よく眠れた」ってどういうこと?って疑問がつきまとうわけであります。
もちろん本人が「よく眠れたー」と思えればいいってのはありますが、もうちょいハッキリした基準があったほうが便利でしょう。ってことで、スタンフォード大学の睡眠疫学研究センターが、ナイスな論文(1)を発表してくれておりました。
これは「良質な睡眠を客観的に把握するにはどうすればいいの?」って疑問について調べたもので、過去に出た277件の研究をまとめた系統的レビューになっております。
睡眠エキスパートの統一見解
まずは結論から引用すると、
健康な人の睡眠の質を示すサインとしては、この結論が専門家のコンセンサスである。
とのこと。これは信頼できそうですねー。
良質な睡眠を示す4つのサイン
それでは、専門家の意見が一致した「良質な睡眠」のサインとは、
- 眠りに落ちるまでの時間が30分以内
- 夜中に起きるのは1回まで
- 夜中に目が覚めた場合は20分以内に再び眠れる
- 総睡眠時間の85パーセント以上をベッドのなかで使っている(昼寝や通勤電車内での睡眠の合計が15%を超えない)
みたいな感じ。この4つを満たすのが「良い睡眠」の最低条件なんだ、と。これはわかりやすくていいっすね。
とりあえず、上記の条件に外れちゃった方は、できることは全て試しつつ睡眠を改善していただければと存じます。