綿棒で耳掃除をしてはいけない理由と耳アカの正しい対処法
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/07/blog-post_25.html
たまに「耳掃除は体によくない!」なんて話を聞きますが、実際のところを調べてたら、アメリカ耳鼻咽喉科組合の記事(1)がわかりやすかったのでメモ。
・そもそも耳アカは良い奴なので取り除いてはいけない
耳アカは皮脂やコレステロールでできていて、鼓膜の汚れブロックし、内耳を水や感染から守り、バクテリアやカビの繁殖を防ぐ作用がある。なので、耳アカを取り除いちゃうと、長期的にみて健康を害することになる。
・鼓膜の傷つきやすさは思ったよりハンパない
綿棒は簡単に鼓膜まで達し、想像以上に軽く押しただけで破裂する可能性がある。鼓膜はやがて再生するものの、伝音難聴と呼ばれる障害を引き起こす。この記事によれば、「自分のヒジより小さなものを耳に入れてはいけない」んだそうな。要は、何も耳に入れるなってことですね。
・じゃあ、どうやって耳をキレイにすりゃいいの?
そんなわけで、実際にキレイにしなきゃいけないのは、外から見える部分だけでOK。いわゆる外耳ですね。それも特別な作業は必要なく、石けんと水で洗い流すだけで問題なしとのこと。たいてい場合、シャワーを浴びれば余分な耳アカは自然に流れ落ちるし、自然とあまった耳アカは外に押し出されるようにできているんで、内耳まで洗う意味はまったくないんだそうな。
・まとめ
ということで、ざっくりまとめますと、
- 耳アカは耳の健康に超大事
- よぶんな耳アカは自然にキレイになる
- 洗うのは外耳だけでOK
といったことみたいすね。さっそく自宅の綿棒を捨てるか…。
credit: mr.beaver via FindCC