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「もっと痩せたい!」と思うと逆に太り、メンタルは弱くなり、病気にもかかりやすくなるという話

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こないだ「十分に痩せてるのにダイエットしようとする人が多い!」なんて話を書きました。すでにスリムなのに、さらにモデル体型を目指しちゃうパターンですね。

 

 

特に日本の女性には慢性的なカロリー不足が普通で、ホルモンバランスを崩しちゃってる方も多い印象。せっかく体重は減ったのに、慢性疲労とうつ症状で気分は最悪なまま、みたいな。

 

 

そんなわけで、体重へのこだわりが強すぎる方のために「まずは自分の体型を受け入れたほうがいいよ!」って話でもしようかと思います。当然ながらメンタルと体重には強い関係がありまして、いろいろと研究も進んでるんですよ。

 

 

1.自分の体型を受け入れないと病気の発症率があがる

これはコロンビア大の論文(1)が元ネタ。15万人もの健康調査を分析したところ、

 

  • もっと体重を減らしたい!と思ってる人ほど…
    • 病気になりがち
    • 主観的な気分も悪化しがち
    • 特に女性ほど悪影響を受けがち

 

といった傾向が出たそうな。いっぽうで自分の体重にこだわっていない人は、ちょっと太りぎみでも病気にかかりにくかったとか。どんな理由があるのかはわかりませんが、自分の体型を受け入れたほうが気分良く過ごせるのは間違いなさげ。



 

2.自分の体型を嫌うと逆に肥満のリスクは上がってしまう

ボディイメージと肥満には明確な関係がありまして、最近では2015年のテキサス大による論文(2)が有名なところ。約4,000人の若者を調べたところ、「自分は太りぎみだ…」と思っていた人ほど、1年後はさらに肥満が加速していたというんですね。

 

 

もうひとつ2013年のフロリダ州立大の調査(3)でも、似たような結果が出ております。4,000人の成人を調べたところ、自分の体重についてネガティブなイメージが強い人は4年後に太る確率が2.5倍も高かったんだそうな。

 

 

その原因はまだハッキリしないものの、体重のストレスがコルチゾールを増やし、食べ過ぎにつながってしまうのが大きいっぽい。やっぱストレスはよろしくないですなぁ。

 

  

3.自分の体型の欠点を受け入れた人は困難に強い

ネタ元は2014年の論文(4)。153人の女性を対象に、全員のBMIとボディイメージ、自尊心などを調べたんですね。

 

 

すると、自分の体型の欠点を受け入れている人ほど、

 

  • 摂食障害が起きにくい
  • 日々のストレスに強い
  • 嫌な目にあっても回復しやすい

  

って傾向がハッキリ出たんですな。自分の体型にOKが出せる人ほど、レジリエンスが高いわけですね。この現象は実際の体重とは関係なく、太りぎみの人でも「自分の体型でOK!」と思ってればメンタルは強くなるみたい。

 

 

研究者いわく、 

 

精神の強さを得るには、必ずしも自分の体をポジティブに捉えなくてもよい。もっとも大事なのは、自分の体の欠点を認めて「それでいい」と考えることだ。

 

とのこと。このあたりは、「性格の欠点を治すよりも受け入れよう!」と主張する最近の心理学にも近いですね。

 

 

まとめ 

以上の話をまとめると、

 

  • 自分の体型を受け容れないと病気になりがち!
  • 自分の体型を嫌うと逆にストレス太りの原因に!
  • 体型の欠点を受け入れたほうがメンタルは強くなる!

 

って感じでした。「見た目で自分の体脂肪率を判断するためのガイドライン」などを参考に、適度な体脂肪を達成したら、そこから上を追うのは止めたほうが吉であります。

 

 

まぁ、かつてはわたしも体重を減らすのが楽しくなっちゃって、40キロ半ばまで落としたことがありますんで偉そうなことは言えないんですが(笑)あのときは風邪も引きやすかったなぁ…。

 

 

 Image credit: shutterstock


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。