年をとると酒に弱くなる5つの原因
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アメリカ国立衛生研究所(NIH)が、「年をとると酒に弱くなるよねー」って解説(1)をのっけてて面白いです。私は酒を止めて2年半ぐらいになるんですが、35才ぐらいからハッキリと酔いやすくなってましたからねぇ。
年をとると酒に弱くなる5つの原因
NIHいわく、これはほぼすべての人に起きる現象だそうで、だいたい30代の前半から酒に弱くなり始めていくとのこと。その原因はいろいろありますが、代表的なのは、
- 体組成が変わる:年をとると筋肉が減って体脂肪が増えがち。そのせいで体内の水分量が若いころよりも減ってしまう。アルコールの代謝には大量の水分が必要なため、当然、酒をうまく処理できなくなる。
- 肝臓が劣化する:ご存じのとおり、酒を処理するのは肝臓の役目。しかし、40を過ぎたあたりから肝臓が大きくなり、処理機能は衰えていく。その結果、酒の代謝に必要なアルコール脱水素酵素のレベルが下がり、少し飲んだだけでもアルコールが抜けるまで時間がかかるようになる。
- クスリとの相互作用:一般的に、年をとるといろんなクスリを飲み始めることが多め(頭痛薬とか胃薬とか)。しかし、クスリはアルコールの代謝と同じ酵素を使うことが多いため、服用量が多くなるほど酒を処理する能力は下がっていく。
- 睡眠パターンの変化:たいていの人は、年をとると入眠までの時間が長くなりがち。そのせいでアルコールの代謝時間が短くなり、二日酔いによる頭痛が悪化する。
- ライフスタイルの変化:多くの統計によると、ほとんどの人は40〜50代あたりから、30代のころより酒量が減っていくとのこと。これ自体はいいことなんだけど、酒量が減ったことによりアルコールへの感受性が増し、昔よりも少量で酔っぱらっちゃうようになる。
といったところ。これだけの原因が一気に襲ってくるわけですな。
年を取っても酒に強いままでいるためには?
そうなると、年を取っても酒に強いままでいるためには、
- 筋トレ!
- 肝臓の強化!(グルタチオンを増やしたりとか)
- クスリは飲まない!
- 睡眠の改善!
- 毎日、少量の酒を飲み続ける!(感受性をキープするため)
あたりが解決策にはなってくるんでしょうな。酒を飲むにも健康なライフスタイルは必須ってことですかね(笑)「どうしても酒は止められない!」って方はご参考にどうぞ。