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今週半ばの小ネタ:起業家ほどよく眠れ、まじめな表情でパフォーマンスアップ?、野菜とうつ病リスク

Summary


ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく興味深い論文を紹介するコーナーです。   

 

 

 

 

起業家はよく寝ないと良いアイデアが出ないぞ

起業家ほどよく寝ないといいアイデアが出ないぞ!」というデータ(R)が出ておりました。

 

 

これは現役の起業家784人を対象にした研究で、「前日はどれぐらい寝ました?」と質問したあとで、全員に新事業に関するサマリーを読んでもらったんだそうな。そのうえで「どの案がいいと思います?」と尋ねたところ、

 

  • よく眠った起業家ほど、質の高い事業案をちゃんと評価できた
  •  寝不足の起業家は、事業案の表面的なとこしか見ないで適当に評価してた

 

 

だったそうです。寝不足だと注意力も下がるでしょうから、これはわかりやすい話ですね。

 

 

で、さらにもうひとつの調査では、起業家を目指す学生たち集めて2つのグループに分けてます。

 

  1. 7時間以上の睡眠を取ってもらう
  2. 一晩徹夜してもらう

 

その後、みんなに新事業のアイデアを考えてもらったところ、

 

  • 寝不足のグループは表面的で浅いアイデアしか出すことができなかった

 

というわけで、眠いの仕事のパフォーマンスが下がるのはもちろん、良いアイデアを生み出すこともできなくなってしまうんだ、と。

 

 

 

 まじめな表情がパフォーマンスを上げるかも?

 

テネシー大学が、「競争に勝ちたきゃまじめな顔を作れ!」みたいなおもしろデータ(R)を発表しておりました。どんな実験だったかというと、

 

  1. 62人の参加者に「冷たい水に手を入れてギリギリまで我慢してもらう」と「難しいパズルを5分で限界まで完成させる」という2つのタスクを指示する
  2. その際に、半分のグループには「まじめな顔」(試合前のアスリートみたいな表情)でタスクに挑んでもらい、残り半分には普通にタスクをこなしてもらう

 

みたいになってます。そこでどんな違いが出たかと言いますと、

 

  • まじめな顔のグループはパズルの成績が上がり、冷たい水のストレスからも素早く回復した!

 

って感じだったそうです。いかにも真剣な顔で作ると、自然に脳のパフォーマンスが上がり、ついでにストレスにも強くなるのではないか、と。いわゆる「表情フィードバック仮説」ですな。

 

 

もっとも最近では、「表情フィードバック仮説って再現性がなくないか?」って異議も結構出ているので、このデータがどこまで信頼できるかといえば割と微妙ではあります(実験としても小規模だし)。

 

 

とはいえ、まじめな顔を作るぐらいならコストもないんで、難しいタスクをこなしたいようなときは試してみてもいいかもですねー。

 

 

 

野菜、フルーツ、うつ病

このブログでは、「アンチエイジングのために野菜を食べようね!」という至極当たり前の話を何度も強調しております。健康には野菜が大事なんてのはもはや耳タコでしょうが、近ごろは「メンタルにも欠かせないぞ!」って話(R)も増えきて、いよいよ重要性が高まってる感じなんすよ。

 

 

これはイリノイ大学などの研究で、カナダで行われた健康調査のデータセットから27,162 人の男女を調べた内容になっております(年齢は45 〜 85歳)。具体的には、全員の食事内容とメンタルの変化を20年にわたってチェックしてまして、それで何がわかったというと、

 

  • 男性は高脂肪な食事の量が多く、オメガ3の摂取量が少ないほど鬱を体験する確率が大きい
  • 男女を問わず、野菜とフルーツの摂取量が少ないほど鬱を体験する確率が大きい
  • あと男性のほうが鬱になりやすい

 

だったそうです。もちろんこれだと因果関係はわからないんだけど、野菜とフルーツは体内の炎症を抑える働きが高いので、メンタルに効くのも当たり前かなーという気がするわけです。

 

 

また、この研究ではオメガ3も重要視されていて、

 

より多くの追試は必要だが、オメガ3脂肪酸は中央神経系の細胞膜流動性とリン脂質に影響をあたえ、これがセロトンやドーパミンの神経伝達を変える可能性はある。

 

とのこと。全体的に「野菜と魚を食べよう」というごく平凡な結論になるわけですが、メンタルヘルス維持法の一環として頭に入れておくといい感じです。


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