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今週半ばの小ネタ:歳を取っても脳が小さくならない人、恋愛しないほうが幸せな人、仕事のメールで無能だと思われちゃう人

Summary


ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく興味深い論文を紹介するコーナーです。

 

 

 
歳を取っても脳が小さくならない人の特徴とは?

歳を取ると脳が衰えるのは当然と思われがちですけど、「あの要素を満たせば認知機能が全然違うぞ!」みたいな話(R)が出ておりました。

 

 

これはニューヨーク大学などの調査で、平均年齢63歳の2,171人の男女を対象に長期の追跡調査を行い、「脳が若い人の特徴ってどんな感じなの?」ってポイントを調べてくれたんですよ。簡単に言えば、参加者の脳の容積をスキャンで測定しつつ、さらに支えとなる人間関係の有無や、話し相手の有無について調べたらしい。

 

 

でもって、細かいとこをはしょって大きな結論だけ抜き出すと、

 

  • 話したいときに話を聞いてくれる人がいるほど脳の健康状態が若返る
  • 自分の話を聞いてくれる人がいる人ほど、加齢による脳の自然な縮小のスピードが遅い
  • 40代、50代の人でも、話し相手がいる人は脳が4歳も若かった 

 

みたいになってます。研究チームいわく、

 

認知機能の回復力とは、脳の老化や病気の影響に対する緩衝材と考えられる。本研究は、認知機能の老化を遅らせたり、アルツハイマー病の発症を防いだりするために、自分自身や大切な人のために対策を講じることができるという証拠を示した。いまだに治療法が確立されていないアルツハイマー病にとって重要なことだ。

 

とのこと。確かに、まだまだ認知症とは無縁な40〜50代でも、こちらの話を聞いてくれる人がいると脳が若いってのはすごいですねぇ。

 

この4年間は非常に貴重なものだ。私たちの多くは、すでに手遅れになったタイミングで脳の健康について考えることが多い。脳の健康を維持するために必要な習慣を身につけるために必要な時間を何十年も失ってから、ようやく考えることが多いのだ。

 

今日、いますぐにでも、「私には自分の話を親身になって聞いてくれる人がいるか?」と自分自身に問いかけてみよう。そして、あなたの大切な人にも同じように問いかけてみよう。

 

このシンプルな行動をとることで、長期的な脳の健康と最高のQOLを実現するためのプロセスが動き出す

 

まぁこの研究自体はそこまで精度が高いとも言えないものの、孤独の有害性についてはさんざん言われてきたので、この結果にも納得しちゃうわけですなー。やっぱ話を聞いてくれる人は必要だし、同時に自分が聞き上手になるのも重要だよなーとか、改めて思うわけです。

 

 

 

恋愛をしないほうが逆に幸福になれる人の特徴とか

近年は「結婚は必ずしも幸せではない!」って研究も増えてきた印象でして、「そりゃあ時代が変われば結婚のメリットも変わるよなぁ」とか思うわけです。

 

 

で、最近出た調査(R)は、「恋愛ってのは本当に幸せに必要なのか?」ってとこを調べてくれててよろしゅうございました。

 

 

こちらの研究は、ニュージーランドで暮らす4,024人の人々を対象としたもので、みんなに「いまどんな恋愛関係にあるか?」や「人間関係における対立についてどう感じるか?」みたいなことを尋ね、それぞれのデータの関係性をチェックしたんだそうな。その結果がどうだったかと言いますと、

 

  • 「他人と意見が違うのは苦痛だ!」と感じている人は、恋愛せずに独り身でも幸福度はまったく変わらない

 

  • 人間関係の衝突をあまり心配していない人は、カップルになったほうが幸せになれる

 

  • 最も幸福度が高いのは、「人間関係のクオリティを高めるぞ!」と努力している人だった

 

だったそうです。人間関係にストレスを感じやすい人は、ヘタに恋愛するよりもひとりでいたほうが幸福かもよ?ってことでして、人見知りな私としては思わず納得しちゃうわけですね。

 

 

研究チームいわく、

 

パートナーがいない人は、交際している人に比べて幸福度が低い傾向にあるとよく言われるが、すべての人に当てはまるわけではない。独身者でも満足のいく人生を送っている人は多いのだ。

 

とのこと。せんじつめれば、パートナーとの交際から生じる日常的なストレスや緊張が、恋愛や結婚のメリットを上回ってしまう人であれば、特定の相手を探すことに躍起にならなくてもいいよーって話でして、心当たりのある方はご注意ください。

 

 

 

ビジネスメールに笑顔の絵文字を使うと死ぬ

仕事のやりとりに絵文字を使うな!みたいな調査結果が出ておりました(R)。

 

 

まず研究チームの結論から引用すると、

 

今回の研究は、実際の笑顔とは異なり、笑顔の絵文字を使っても「暖かい人間だ」とは思われず、むしろ「有能でない人間だ」と判断されるという初めての証拠を示した。フォーマルなビジネスのメールでは、スマイリーは笑顔だと判断されないのだ。

 

みたいになります。ちゃんとした仕事メールで絵文字を使うとダメな人だと思われちゃうぞ!って話ですね。

 

 

この研究はは29カ国の549人を対象に行われたもので、参加者に架空の仕事メールを読んでもらい、送信者の能力と暖かさを評価するように指示したところ、

 

  • 笑顔の絵文字は「良い雰囲気だ」とは認識されず、むしろ送信者の能力に疑問を抱かせる

  • 大量のビジネスメールを分析したところ、絵文字が含まれていないものほど、より詳細な情報や共有すべき情報が多く入っていた

 

とのこと。さらに研究チームいわく、

 

人々はスマイリーを仮想の笑顔だと思いがちだが、今回の研究結果は、職場においては正しくない。スマイリーが笑顔の代わりになるのは、すでに相手を知っている場合だけだ。

 

特に最初のやりとりでは、年齢や性別にかかわらず、スマイリーの使用は避けたほうがよいだろう。

 

ってことなんで、仕事メールで顔文字をお使いの方はご注意ください。

 


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