OmniFocusのプロジェクトを「高度」にしたら意外とGTDが続いている
1カ月前に「Omnifocus2 for iPhone」を買ったなんて話を書きまして。
GTDに挫折し続けてきた私ですがOmnifocus2 for iPhoneを買ってしまいました | パレオな男
その際に、以下のページのプロジェクトとコンテキストの設定を使わせてもらったんですが、早々に挫折したので設定を見直すことに。このやり方だと「望むべき結果」と「次に取るべき行動」がバラバラなんで、初心者の私には敷居が高すぎまして…。
OmniFocus歴4年の僕が最後に辿り着いたプロジェクトとコンテキストの設定 | prime factor
で、いろいろ考えてたどり着いたのが、「高度」をプロジェクトにする方法。
- 高度1000:プロジェクト=締切があるものと、終わらせなきゃいけないもの
- 高度2000:コミットメント=仕事やプライベートで維持する必要があるもの
- 高度3000:目標とゴール=1年以上かかりそうな目標
- 高度4000:ビジョン(構想)=数年以上かかりそうな目標
- 高度5000:目的・価値観=最終目標
- いつかやる/多分やる =とりあえず棚上げするもの
こんな感じ。この中で、高度1000と2000のなかに入っているタスクは毎日レビューすることに。高度3000から上は週次レビューにまわします。
続いて、コンテキストの設定。
- 高度0:次に取るべき行動=具体的な行動
- 06-08
- 08-10
- 10-12
- 12-14
- 14-16
- 16-18
- 18-20
- 20-22
- 22-24
もっとも身近な「高度0:次に取るべき行動」だけコンテキストに置いてみました。その下の数字は1日の時間帯を2時間区切りで設定しています。
この設定でどうGTDを回すかと申しますと、まずは「整理」と「レビュー」の段階で、それぞれの高度に登録したタスクをこなすために必要な段取りを考えて、さらに細かく分解していきます。
徹底的に分解してすぐに取り掛かれそうな行動が決まったら、その行動を「高度0:次に取るべき行動」に設定。これで整理は終わり。
整理が終わったら、毎晩寝る前にコンテキストモードで「高度0:次に取るべき行動」をチェックして、次の日にやりたいことに締切時間を設定。締切を設定したタスクは、それぞれの締切時間に従って時間帯のコンテキストに割り振り直します。
で、翌朝はそれぞれの時間帯のコンテキストを見て、割り当てられたタスクを粛々とこなしていくだけ。これなら、各時間のコンテキストごとに2〜4個ぐらいのタスクしか表示されないんで、他の作業に気を取られるずに済むんですな。
この方法だと、例えば「瞑想する」という習慣タスクの横に「高度5000」って表示が出るので、「あー、瞑想は高度5000に向かうためにやってるんだったな」とか再確認できて地味な作業でもモチベーションが上がるのがいい感じです。
まー、OmniFocusを仕事のプロジェクト管理だけに使う人には「高度」の設定は関係ないんでしょうけど、自分は「次の本の締切」から「アレルギー鼻炎の改善」なんてのも登録してるんで、「高度」による分類があると非常に感覚的にやりやすいんですな。そんなわけで、いまのところこのスタイルが一番しっくり来るんで、しばらくこれでやってみるつもり。