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信頼されたきゃ雨が降っても謝れ!という研究


雨が降ったことに謝罪すると他人からの信頼感がアップする!」って研究が面白かったのでメモ。

I’m Sorry About the Rain!
雨が降っちゃってすいません!





ハーバードビジネススクールの研究で、実験者が町中で初めて会った人から携帯電話を借りる実験を行ったところ、たんに「携帯電話を貸してくれませんか?」と聞くよりも、「今日は雨が降ってすいません!ところで携帯電話を貸してくれませんか?」と言ったほうが、45%も携帯電話を貸してくれる確率が上がったらしい。


これは、別に雨に謝る以外にも、「電車が遅れてすいません!」でも「消費税が上がってすいません!」でもOKで、とにかく人間の力ではどうにもならないことに対して謝るのがポイントなんだとか。研究者いわく「謝罪はコミュニケーションに影響を与える簡単なツール。自分に過失がなくてもとにかく謝るのが大事です」とのこと。


つーか、いきなり「雨が降ってすいません!」とか言われたら、私なら「ヤバい奴が話しかけてきた!」って思っちゃいそうですが、英語だともうちょい自然に聞こえるんですかね? 日本語の場合は「雨が降っているところすいません」とか、そんなふうにアレンジしたほうが良さそうですな。
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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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