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「タバコは体にいい!」が常識だったあのころ


Gizmodeの「タバコが体に悪いと判明する以前に実在したバカな広告14選」が面白かったのでメモ。



参考:14 Absurd Ads From Before We Knew Cigarettes Could Kill You


広告は19世紀末から1960年代のもので、タバコはかつてノドのイガイガを治す健康食品だったんだなー、ということがわかって楽しいです。


かわいいケイティは噛みタバコがだ〜い好き

タバコは、喘息や咳、インフルエンザに効きます

医師のオススメはキャメルです!

医師たちがラッキーストライクを絶賛!

人間は1日200回呼吸をします。ならば200回フィリップ・モリスを吸いましょう

煙をかければ彼女もイチコロ


ちなみに、日本では「健康食品としてのタバコ広告」は少なかったみたい。 例を挙げるとこんな感じ。

社交にタバコを使いましょう!

贈り物にはタバコが一番!

働く女性はタバコでキメる!

そんなわけで、タバコがまだ健康食品だったころの海外広告でした。パッケージ写真で「タバコを吸うと不能になる」と脅すようになった現在とは隔世の感がありますねぇ。


ちなみに、タバコの害については当ブログでも過去に以下の話を書いてますので、よろしければご参照ください。

参考:
タバコの害が視覚的によくわかる「タバコボディ」が面白い
孤独はタバコと同じぐらい体に悪いらしい





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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。