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「咳止めシロップ」ってそもそも効果が無いんですってよ

Cough

 

アメリカ化学会が咳止め薬をDIS

アメリカ化学会の動画(1)を見てたら、「咳止め系のクスリってあんま意味ないよ!」って話になっててビビりました。うーん、知らなかった。

 

 

ここで取り上げられてるのは、信頼のブランド「コクラン共同計画」の2014年論文(2)。過去に出た咳止め研究29件から4,835人のデータをチェックしたレビュー論文になっております。

 

 

ただ、ひとくちに「咳止め」と言ってもいろんな成分がありまして、

 

  • 抗ヒスタミン系
  • 気管支拡張系
  • 粘液溶解薬
  • 脳神経に作用する系

 

といったあたりが取り上げられてました。とりあえず、たいていの咳止め薬はカバーしてるんじゃないかと。



 

咳止めに関する実験は質が悪い

その結果を並べていくと、

 

  • 気管支拡張系は結果がバラバラでよくわからない
  • 抗ヒスタミン系には意味がなさそう
  • いろんな成分をミックスした場合は効果があるかもしんないけど、そもそも実験の質が悪いんでなんとも言えない
  • 副作用もあるので子供に使うときは注意してね

 

みたいな感じ。どうにも実験データがバラバラでハッキリ言えないし、そもそも実験デザインが良くないですよーってことらしい。

 

 

咳止めに効果があったとしても小さすぎる

で、もうひとつはBMJに出た2002年のメタ分析(3)。15件の実験から2,166人分のデータをまとめたもので、やや古い論文ながらも科学的な信頼性は高め。

 

 

こちらもすべての咳止め成分をチェックしてまして、

 

咳止めの市販薬はオススメできない。効果を保証する上質なエビデンスがないからだ。「効果があった」とするデータを見ても、その効果量は小さいため、現実的に意味があるとは思えない。

 

 って結果だったらしい。こちらはバッサリですね。

 

 

結局、咳を止めるにはどうすればいいのか

そんなわけでアメリカ化学会が薦める咳止め法としては、

 

  • 熱いシャワーを浴びる
  • たくさんの水を飲む
  • キャンディをなめる
  • 普通の咳は自然に治るのでほっとく

 

といった感じみたい。とにかく体をリラックスさせて、水分をたっぷり摂ろう!ってのが基本らしい。なるほどねぇ。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。