一発の質問で他人の性格を簡単に見抜く方法
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他人の性格を見抜く質問法とは?
「他人の性格を見抜く確実な方法」について調べた実験(1)がおもしろかったんでメモ。
これは165〜365人の学生を対象にした実験で、
- まずは自分の性格を自分で採点してもらう(ビッグファイブを使用)
- その後、ランダムで同級生の性格を採点してもらう
- 「他人の性格をどう判断したか?」の結果と、参加者の実際の性格をくらべる
みたいな感じになっております。世の中は、他人をつねに「いい人だ」と思ったり、逆に「あいつは裏がある」とかいつも思ったりする人に わかれますが、この違いには何が影響しているのかを調べたわけですね。
他人の見方は自分の性格の反映
その結果はかなり明確で、
- 他人をポジティブに見る人は自分もポジティブ!
- 他人をネガティブに見る人は自分もネガティブ!
って傾向がハッキリ出たんですね。これはわかりやすいっすね。
今回の実験でわかったのは、私たちが他人を判断する内容は、実は私たち自身のパーソナリティを現しているということだ。
ネガティブな性格の人は、かなりの確率で他人をネガティブに見がちだ。
とのこと。さらに、他人をネガティブに判断する人ほど鬱や人格障害の問題に悩まされやすいらしい。
「あの人をどう思う?」と聞くだけでOK
また、この実験には細かな発見もありまして、
- 他人を「おもしろくて幸せそう」と判断する人ほど人生の満足度が高い
- 他人を「マジメで感情が安定している」と判断する人ほど調和性が高い(他人に優しい
- 他人を「マジメで誠実」と判断する人ほど外向性が高い(社交的)
- 頭がいい人ほど他人を「知的好奇心がないヤツ」と思いがち
- ナルシストほど他人を「コミュ障でいけ好かないヤツ」と判断しやすい
- 女性のほうが他人をポジティブに判断しやすい
- 他人の判断基準は1年をとおして安定している(なかなか変化しない)
みたいな感じ。というわけで、特定の人に「あの人はどう思う?」と3〜5人ぐらいについて尋ねてみると、かなり精度の高い性格判断ができそうであります。
ついでに、自分の周囲に「嫌なヤツ」が増えた場合は、自分のメンタルが悪化してきたサインかもしんないんで、自己診断にも使えそうですな。