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ゆっくり体重を減らしたほうがリバウンドしない!はどこまで本当なのか?

Streangth

 

俗に「早く体重を減らしすぎるとリバウンドしやすい!」みたいな考え方があるんですよ。1ヶ月に一気に5kgも落とすと体重が戻りやすくなるから、月に2kgずつ痩せたほうがいいよーみたいな話っすね。

 

 

これは直感的にはよくわかる話で、急速に体重を減らせば食事からとるタンパク質量も減るでしょうし、筋肉が減るスピードも早くなりそうですもんね。そう考えれば、スピーディに体重を落とすほどリバウンドしやすい体になりそうな気がするわけです。

 

 

では、この説は本当なのか?ってことで、マーストリヒト大学の実験(1)を見てみましょう。

 

 

被験者は61人の男女で、みんな肥満に悩んでいる人ばかり。実験では全員は2つのグループに分けております。

 

  1. ゆっくり体重を減らす:少しカロリーを減らした生活を12週間ほど続けて、10%の体重減を目指す。1日の摂取カロリーの平均は1250kcalで、タンパク質90g、糖質150g、脂肪32g
  2. すばやく体重を減らす:がっつりカロリーを減らした生活を5週間ほど続けて、10%の体重減を目指す。1日の摂取カロリーの平均は500kcalで、タンパク質52g、糖質52g、脂肪8g

 

ダイエットが終わった後は、みんな4週間のメンテナンス期に入りまして、そこから9ヶ月をかけて被験者がどれだけリバウンドしたかを確認していったそうな。にしても1日500kcalの食事を35日も続けるのは辛いっすねぇ。

 

 

さて、その結果を箇条書きにしますと、

 

  • 両グループとも同じぐらい体重が減った(平均で8〜9kg)
  • ダイエットから9ヶ月後には被験者の75%がリバウンドし、落とした体重の50%がもどっていた
  • リバウンドの数字はどちらのグループもほぼ同じだった(ゆっくりグループが4.2kgで、すばやく体重を落としたグループが4.5kg)

 

だったそうな。つまり、ゆっくりダイエットしようが一気に体重を落とそうが、リバウンドの度合いはなんにも変わらないんだ、と。

 

 

ただ、もちろん一気に体重を落とすことの弊害もありまして、やっぱ筋肉の減り方は非常に大きいです。具体的には、

 

  • ゆっくり体重を減らした場合:筋肉が7%減
  • すばやく体重を減らした場合;筋肉が17.5%減

 

って感じで、一気に体重を落としたグループは0.6kgほど多く筋肉が落ちてたりします。まぁ当然な話ではあるんですが。

 

 

そんなわけで、どうも体重を減らすスピードはリバウンドには大した影響がないみたい。といっても、やはりスピーディに体重を落とすほど筋肉も減るんで、その点ではゆっくりダイエットするに越したことはないかなー、ってのが今回の結論でございました。


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42才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。「パレオダイエットの教科書」と「服用危険」って本が発売中です。