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脳の機能の低下を食い止めるかもしれないハーブの系統的レビューが出てたぞー

Herb

 

ハーブってすごいよなーみたいな話をよく書いてるわけです。ストレス対策に効いたりメンタルを改善してくれたりとか、いろんな作用が確認されてるうえに、意外と副作用も出にくいもんですから。

 

 

そんな状況下、「脳機能の低下に役立つハーブを選んでみたぞ!」って系統的レビュー(1)が出まして、かなり参考になりました。研究者いわく、

 

いくつかのファイトケミカルと植物性薬品は、神経変性や加齢にともなう病気を遅らせるのに非常に役立つ可能性が高い。

 

多くの研究は、認知機能の低下を防ぐために、いくつかのファイトケミカルや植物性薬品の効果を調査している。その大半は抗炎症作用や抗酸化作用が高いことで知られ、副作用もほとんど確認されていない。

 

とのこと。植物系の成分は脳の炎症や酸化を防いで、ひいては頭の働きが劣化するのを抑えてくれるのではないか、と。いかにもありそうな話っすね。

 

 

で、研究チームは過去47年に行われたデータを片っ端からピックアップしまして、見込みがありそうな研究を選別。現時点で可能性が高い6つに絞り込んでくれております。

 

 

その6つが何だったかと言いますと、

 

 

って感じ。わりと当ブログでもおなじみのメンツが並んでますね。

 

 

いちおう、それぞれにどんなデータがあるのかもご紹介しておきましょう。

 

  • レスベラトロール:34件の研究で認知機能の向上が確認されている。ほとんどの実験はトランス異性体のレスベラトロール(ベリー類の皮に自然にふくまれるやつ)を使っており、抗酸化作用が脳神経の劣化に効くとかが得られている。

 

  • カカオ:まだ短期の実験しかないが、494mgのカカオを飲んだ高齢者は有意に脳の血流がアップし、認知テストの成績もアップした。

 

  • お茶:小規模な実験が多いものの、だいたい135mgのEGCG(お茶にふくまれるカテキンの一種)を飲んだグループは前頭葉の血流がよくなり、有意に認知テストの効果が上がった。

 

  • オトメアゼナ:8件の実証データがあり、だいたい1日300mgのオトメアゼナを飲んだグループは記憶力が上がり、物忘れの症状も減っていた。その効果量はわりと大きい。

 

  • サフラン:9件の試験が行われており、だいたい1日30mgのサフランを6週間ぐらいで不安や鬱の症状が減り、認知機能にも改善がみられた。

 

  • ウコン:1日1〜4gのウコンを半年ほど飲み続けた45歳以上の男女が、認知テストの結果が有意に上がった。メンタルの改善効果は多くのリサーチで結果が出ているが、脳の機能については今後の検証が必要。

 

って感じになってまして、データ数でいえばレスベラトロールが優秀で、効果の大きさではオトメアゼナが最強かも?みたいな結果になってたりします。オトメアゼナはそこまでノーマークだったなぁ……。

 

 

もちろん、以上の植物は「脳機能が低下した人には効果がありそう」って話でして、普通に健康な人の頭も良くなるってわけじゃないのでご注意ください。あくまでマイナスをベースラインにもどす作用があるって話ですんで。


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42才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。「パレオダイエットの教科書」と「服用危険」って本が発売中です。