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糖質をカットしたまま寝るとバキバキの体が手に入るかも!というフランスの実験

Cycling

スリープロウ戦略のおさらい

こないだ「スリープロウ戦略」ってのを紹介しました。

 

 

ざっとおさらいすると、

 

  1. エクササイズをする
  2. その後は、あえて糖質を取らない!
  3. そのまま寝る!

 

みたいな手法です。わざと糖質をひかえることで体に喝を入れて、パフォーマンスを上げていこう!って考え方ですね。

 

 

これが意外と反響がありまして、「知らなかった!」や「もうちょい知りたい!」って声をいくつかいただきましたんで、また別の論文(1)なども取り上げておこうかと思います。こちらは、「スリープロウでパフォーマンスが上がり、ついでに体型も改善!」って結果になってておもしろいんですよ。

 

 

激しい運動の後に糖質をあえて取らない

これはニース・ソフィア・アンティポリス大学の実験で、21人のトライアスリートが対象。全体を2つのグループにわけております。

 

  1. スリープロウ:午後5時に負荷が高い運動をしたら、その後は翌日の午前10時の負荷が軽い運動が終わるまで糖質はとらない
  2. コントロール:午後5時に負荷が高い運動をしたら、その後すぐに糖質をとり、さらに翌日の午前10時の負荷が軽い運動の前にも糖質をとる

 

って感じで、「スリープロウ」グループは糖質のエネルギー値がゼロのまま朝の運動をしたわけっすね。

 

 

その他の重要なポイントとしては、

 

  • どちらのグループも1日の糖質は体重1kgあたり6g
  • どちらも寝る前に15gのプロテインを飲む
  • 「負荷が高い運動」は最大有酸素パワー(MAP)の85%で5分のサイクリングを8セット(セット間の休憩は1分)
  • 「負荷が低い運動」は最大有酸素パワー(MAP)の65%でサイクリングを60分
  • 運動はそれぞれ週2回ずつ

 

のようになっております。あくまで両グループの栄養バランスは同じにそろえて、「糖質の摂取タイミングだけ」を変えたうえで、どのような違いが出るのかを見たわけですね。

 

 

スリープロウで身体能力が上がり体脂肪も減少!

実験期間は3週間で、どのような違いが出たかと言いますと、

 

  • スリープロウのほうがパワーが増えた(+1.4 ± 9.3 % vs +11 ± 15 %だから結構な違いが出てる)
  • 10キロのランニングのパフォーマンスも有意に上がった(P < 0.05)。こちらは -0.10 ± 2.03 % vs  -2.9 ± 2.15 %って感じで、これまたまぁまぁの差

 

だったそうな。スリープロウのほうが身体機能が上がったのは、前回に紹介した実験と同じですねー。

 

 

さらに、この実験では体型にもハッキリした差が出てまして、

 

  • スリープロウグループは体脂肪が8.66%減少!(コントロールグループは2.6%減少)
  • 体重や筋肉量の変化は両グループで有意差なし

 

のようになってたりします。3週間の成果としては、なかなかの差じゃないかと思うわけです。なにせトータルのカロリーや糖質の摂取量は同じわけですからね。

 

 

そんなわけで、やはりスリープロウ戦略はなかなか使えるのではないかと思った次第。実際に試したいときは、

 

  1. とにかく午後に負荷が高いトレーニングをする(筋トレでもHIITでもOK)
  2. トレーニングはタンパク質だけを補給して、そのまま寝る
  3. 翌日の午前中に、空腹のまま軽い運動をする(ウォーキングでも軽いジョギングでもOK)

 

みたいになりましょう。その意味では、いまの私は午後7時までには夕食を終えて、翌朝に空きっ腹のままステッパーをふんでるんで、やや擬似的なスリープロウにはなってるのかもですな(もちろん実験ほど厳しく糖質のタイミングはコントロールしてないですが)。

 

 

ただし注意点もあるよ!

ただ、ここで注意しておきたいのが、「寝る前の炭水化物は睡眠の質をあげるよ!」ってデータも出てるとこでしょうね。糖質がセロトニンの原料になって、入眠しやすくしてくれるんですよね。

 

 

つまり、

 

  • バキバキの体を目指したいなら糖質を補給しないまま寝る
  • ストレスを解消したいなら寝る前に糖質をとったほうがいい

 

って使いわけになりましょう。ここらへんは、目的に応じて使い分けていただくしかない感じでしょうねぇ。


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