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自分の性格と寿命は友人に聞いたほうが正しくわかる

Th friend

 

サイコロジカルサイエンスに、「自分の寿命は友人に聞いたほうが正確だよ!」っておもしろい話(1)が出てたのでメモ。



 

 

これはワシントン大学の論文でして(まだオンラインには未掲載)、1930年代に行われた大規模な性格テストの結果をもとにしたもの。このデータでは、600人の被験者に性格テストを受けさせたほか、それぞれの親しい友人5を人集めて、「彼はどんな性格?」と尋ねてまわったんですな。すごい労力っすね。

 

 

その後、被験者たちの寿命と性格の関係を調べたところ、

 

  • 友人から「誠実性」が高いと評価された男性ほど長生きする
  • 友人から「神経症傾向」が低いと評価された女性ほど長生きする

 

って結果が出たそうな。この2つは「ビッグファイブ」をベースにしてまして、現時点ではもっとも信頼が置ける性格分類だと言われております。つまり、男性はマジメなほうがよくて、女性は精神が安定してるほうがいいって話ですね。「成功する子 失敗する子」って本にも「誠実性が高いと長生きするよ!」って話が出てましたが、女性の場合はちょっと違うんだなぁ。

 

 

で、この論文でおもしろいのが、本人の自己申告よりも友人の性格判断のほうが格段に正しかったってとこ。統計的に見ると、女性よりも男性のほうが少しだけ自分の性格を正しく判断できるようですが、いずれにせよ、自分の性格は他人のほうがよくわかってるみたい。

 

 

そんなわけで、自分の性格や寿命を知りたい方は、付き合いの長い友人に「ビッグファイブ」の5分類を見せて、「自分はどれに当てはまる?」と聞いてみるといいかも。まぁ「簡易版ビッグファイブテスト」でも、それなりの精度で判断できるとは思いますが。

 

 

credit: Franck Barlet via FindCC


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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