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ランニングシューズを安定性やクッション性で選ぶのはNG。正しい一足を選ぶ科学的な方法とは?

Running shoe

 

ランニングシューズは履き心地“だけで選べ!」って論文(1)がおもしろかったんでメモ。

 

 

安定性もクッション性もケガとは関係ない!

これは、ここ数十年のランニングとケガに関するデータをまとめたレビュー論文で、多くの人はランニングシューズに間違った思い込みを持ってるというんですな。たとえば、

 

  • シューズの安定性はケガと関係がない:2013年の実験(2)では、初心者ランナーに同じシューズを1年にわたって使ってもらったが、足をくじきやすい人とくじきにくい人の差は変わらなかった。つまり、安定性の高いシューズを履いても、ケガの発症率は変わらない。

 

  • シューズでフォームを調整してはいけない:ランニングシューズのなかには「正しいフォームをサポートする」とうたう商品もありますが、これは逆に危険。2014年に行われた実験(3)では、シューズで正しいフォームに調整した参加者よりも、ランダムにシューズを割り当てられた参加者のほうがケガが少なかった。人間には各自の骨格や筋肉に合った走り方があるので、無理やりフォームを変えないほうが無難。

 

  • シューズのクッション性もケガとは関係ない:2013年の実験(5)では、215人のランナーに「クッション性が高いシューズ」か「ソールが硬いシューズ」のどちらかを与えた。すると、5カ月の結果は、クッション性が高いシューズを履いたランナーのほうが15%ほどケガが多かった。

 

などなど。あんま機能性にはこだわらいほうがよさげですね。



 

 

 

 ランニングシューズは履き心地“だけ”で選べ!

それでは、何を基準に選べばいいかといえば、ズバリ「履き心地」のみ。「それだけ?」と思っちゃいますが、2001年の実験(4)では、履き心地を変えた6種類のシューズから参加者に好きなものを選ばせたところ、自分にとって快適なシューズを選んだランナーほどケガが少なかったんだそうな。

 

 

研究者いわく、

 

私たちの身体は、自分がどう走るべきかを知っている。自然の判断機能が備わっているのだ。この判断を無視すると、身体の自然な動きがジャマされてしまい、ケガの発症率はあがってしまう。

 

とのこと。正しいランニングシューズを選ぶには、メーカーが宣伝する機能にこだわるよりも、たんに「考えるな!感じろ!」を実践すればいいわけですね。

 

 

ただし、研究者によれば、そのときの気温や感情によって「履き心地」は変わるので、最低でも4〜5足は試し履きをして、実際に1kmぐらい走ってみたほうがよいとのこと。まぁ、わたしはランニングはしないんですけども、山歩き用のシューズを買うときなどにも十分に参考になる話でありました。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。