「頭人間」か「心人間」かで性格の違いが結構わかるらしいよ
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/11/blog-post_28.html
人間のキャラを「頭派」と「心派」の2つにわける
「内向・外向」とか「右脳・左脳」とか、世の中にはいろんな性格分類がありますけども、いかんせん怪しい話が多いのが実情。ビッグファイブぐらい信頼に足る分類はないのが現状であります。が、ここ数年でちょっとおもしろいのが、人間のキャラを「頭派」と「心派」の2つにわける方法。「自分の自己は頭と心のどっちに存在してると思います?」と尋ねて、その解答で性格を判断するんですな。
最近だと2013年と2015年に似たような実験(1,2)が行われてまして、いずれも「ハッキリと性格の違いが出る!」って結果が出てるんですよ。
頭派は自分の自由を重視
たとえば2015年の研究はライス大学によるもので、156人の男女(20〜40才)が対象。全員に対して「もっとも強く『自己の感覚』を感じるのは体のどこですか?」と聞いたんですね。そのうえで、全員の意思決定プロセスやキャラクターなんかをチェックしたところ、
- 頭に自己がある!と答えた人
- 「個々の人間は自立した存在だ!」と考えがち
- 倫理の問題は理性的に判断
- ストレスに強い
- 一般常識に強い
- 西洋人に多い
- 心に自己がある!と答えた人
- 「人間は相互に依存している!」と考えがち
- 倫理の問題は感情的に判断
- ストレスに弱い
- 一般常識に弱い
- アジア人に多い
みたいな差が出たそうな。基本的には「頭派」は「自分の自由」を重要視して、「心派」は「集団の調和」を重んじるって感じ。直感的にも理解しやすい話ですね。
まとめ
研究者いわく、それぞれの人が考える「自己の位置の感覚」は、個人のパーソナリティに関わる非常に重要で決定的な要素だ。
とのこと。自分の自己感覚をチェックしてみると、いろいろと指針にはなりそうであります。かく言う私は完全な「頭派」の人間ですが、腹派とか足の裏派とかもいたりするんだろうか…。