キレイな血管を保つのに役立つサプリを、効果が高い順に5つ並べてみた
いろんなサプリのトップ5を定期的に選んでおります当ブログ。そういえば、心臓や血管系にいいサプリについて書いたことがなかったんで、ここにまとめておきます。
「人は血管から老いる」なんて言葉もあるとおり、循環器系はアンチエイジングの肝のひとつ。血管が老いれば寿命はちぢむし、実際に見た目も劣化していくことがわかってるんですな。
その対策としては、HIITのようなエクササイズがかなり効くわけですが、いくつかのサプリにも良い報告が出ております。そのあたりを、データ数が多い順に並べていきます。
1位・ココア
サプリというか食品のイメージでしょうが、とにかく近年のココア研究は質と量が充実していて良い感じです(1,2,3)。当ブログでも、過去に「ココアってかなりポテンシャルが高いアンチエイジング飲料じゃない?」ってデータを紹介してまして、現在のスタメンサプリにも取り入れております。
ココアのフラボノイドには体内の一酸化窒素を増やす働きがありまして、血管の流れをガツンとあげてくれるんですね。チョコレートで顔のシワが減るってデータが多いのも、この働きによるものと考えられてたりします。
飲み方としては、1日に1gのココアポリフェノールを摂取すればOK。ココアパウダーなら30gぐらい、ダークチョコレート(カカオ75%以上)ならだいたい40gぐらいの計算です。
2位・ガーリック
かつて「アレルギーに効くサプリ」のトップに選んだガーリックですが、実はココアと同じく体内の一酸化窒素を増やす働きが確認されております(4)。
と同時に、過剰なカルシウムが血管に詰まっちゃうのを防ぐ作用もあったりして(5)、いろいろと優秀なんですが、効果が高いぶんだけ処方薬とバッティングするケースがあるのでご注意ください。なんらかの投薬治療を受けている人がガーリックサプリを使いたい場合は、お医者さんにご相談ください。
飲み方としては、サプリならガーリックエキスを1日100mgから。といっても普通にニンニクを1日に3〜6カケラぐらい食べれば十分なんで、よほど臭いがニガテでない限りはサプリを使わなくてもOK。
3位・ビートルートパウダー
体内の一酸化窒素を増やすって目的では、ビートルートもかなり信頼できるデータがそろっております(6,7)。ビートルートにふくまれる硝酸塩が、体内で一酸化窒素に変換されるんですな。血流がアップするので、スポーツをやる人なんかにもかなりオススメ。
もっとも、日本だとビートルート系の商品ってマイナーなんで、ほうれん草とかレタスとかダイコンなどを1日に400〜500gぐらい食べておくといいかも。
4位・レスベラトロール
2016年の信頼性が高い論文で「心疾患を予防する効果があるよ!」って結論が出たばかり。過去にはいろいろと賛否両論ありましたが、とりあえずキレイな血管を保つために買っても損はなさそうです。
飲み方としては1日150〜3,000mgをどうぞ。ただし、効果が出るのは飲み始めてから最低でも3カ月はかかるのでご注意ください。
5位・カルニチン
カルニチンはアミノ酸の一種で、お肉にふくまれている成分。心臓や血管の健康に欠かせない成分でして、他にも脂肪の代謝や認知機能にも重要な働きをしております(8.9)。
とくに不整脈や狭心症などに対するデータが多いんで、循環器系に不安がある方は、お医者さんにご相談のうえ試してみるといいかも。用法としては、1日500〜2,000mgを飲めばOK。