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デジタルメディアを使うほど集中力がダダ下がりする!……かもというカリフォルニア大学研究

Digital

 

最高の体調」には「デジタルデバイスは集中力を下げるよ!」って話を書いてるわけです。その原因には諸説あるものの、スマホのおかげで気が散っちゃって……みたいな体験は誰にでもございましょう。

 

 

そんなわけで、「定期的にデジタル断食をしようぜ!」みたいな主張も盛んな昨今。新しいデータ(1)では「デジタルがADHDを加速してるんじゃない?」って怖げな結論になっておりました。

 

 

ご存じのとおりADHDは、脳の不調の一種。とにかく集中力が続かないし、目の前のものに衝動的に飛びついちゃうし、深く考えずに重要な決定をしちゃうしで、いろいろと大変なことになっちゃうんですな。

 

で、これはカリフォルニア大学などの調査で、およそ2,600人の高校生が対象。みんなを2年以上に渡って追跡調査した研究になっております。

 

 

具体的にどんな調査だったかと言いますと、

 

  1. 全員に14のデジタルプラットホームを提示し、いつもどれだけ使っているか?をチェック(ツイッターとかストリームビデオとか普通のメールとか)
  2. 全員のデジタル利用状況を「使っていない」「普通に使ってる」「激しく使ってる」の3つに分ける
  3. 学生たちにADHDのテストを行い、デジタルの利用状況とくらべる

 

って感じ。ADHDのテストは6カ月ごとにやってまして、参加者のタイプはいろんな人種や経済状況から選ぶように調整しております。

 

 

でもって、その結果はご想像のとおりです。

 

  • デジタルの使用量が少ない人がADHDの症状を悪化させる割合は4.6%
  • デジタルの使用量が多い人がADHDの症状を悪化させる割合は9.5〜10.5%

 

ってことで、かなりの差が出てますねー。ただしこれは観察研究なんで、研究者も以下のように戒めております。

 

このデータだけでは、因果関係を決めることはできない。しかし、相関が統計的に有意なのも間違いない。

 

10代の若者がデジタルメディアに触れ過ぎれば、ADHDの症状が出やすくなる可能性は高いと思われる。

 

確かに、デジタルメディアについては因果関係をつきとめるのが難しくて、「もとから集中力が続かない人だからついスマホを見ちゃう」って経路も十分にありましょう。

 

 

そもそも大昔は「紙の書籍が人間の集中力を下げている!」みたいな主張もありましたからねぇ。ここらへん、なんとなくスマホバッシングに向かっちゃうのもよろしくはなかろうかと。

 

 

いずれにせよ、デジタルとのうまい付き合い方を考えていかねばなーとは思うところ。とくに集中力に自信がない方は、デジタルのプチ断食を考えてみても損はなさげっすね。


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42才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。「最高の体調」と「パレオダイエットの教科書」って本が発売中です。