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気になる相手とすぐに仲良くなりたきゃ”あれ”を一緒にしよう!というシカゴ大学研究

Eating

 

最高の体調」には「良い友人がいないとストレスでヤバい!」って項目がありまして、正しい友情の育み方について結構なページを割いてたりします。それぐらい友人の存在は大事。

 

 

で、近ごろチェックした論文(1)は「友情のレシピ」ってタイトルで、その名のとおり手軽に他人との信頼感や協調性を育む方法を調べてくれてておもしろいです。

 

 

これはシカゴ大学の研究で、3つの実験をとおして「食事と友情」の関係をチェックしたもの。「同じ釜のメシ」なんて言葉もございますが、いかに食事がヒトの友情を左右してるかを調べたんですな。

 

 

まずひとつめの実験では、143人の男女にペアを組ませてから2つのグループにわけております。

 

  1. 同じキャンディを食べる
  2. 違うキャンディを食べる

 

その後、全員に3ドルを配って「信頼ゲーム」(手持ちの金を分け合い、2人が裏切らなかったら金額が倍になるゲーム)をやってもらったところ、同じキャンディを食べたグループの方が成績がよかったんだそうな($2.40 vs $1.86)。

 

 

つまり、同じキャンディを食べただけでも2人のあいだに信頼が生まれたわけっすね。すさまじく手軽なテクニックですよねぇ。

 

 

さらに2つめの実験では、参加者を、

 

  1. 同じスナック菓子を食べる
  2. 違うスナック菓子を食べる

 

の2グループに分類。そこから全員を「企業のマネージャー」と「労働組合のリーダー」という架空の職業にわけて、賃金アップのディベートを演じてもらったんだそうな。

 

 

すると、これまた同じお菓子を食べた場合は互いの好意がアップしたせいで、交渉がスムーズに進んだんだそうな。具体的には、違うお菓子を食べたグループよりも50%ほど解決のスピードが速くなってたりします。こちらもすごい改善ですな。

 

 

最後に3つ目の実験では、96人の男女に「キットカットを食べてください」と指示した後で、「見知らぬ男女がプレゼンをする映像」を見せております。その際に、動画のパターンを3つにわけたんですな。

 

  1. キットカットを食べながらプレゼン
  2. グレープを食べながらプレゼン
  3. 何も食べずにプレゼン

 

その後、「どの動画の人物をもっとも好きになりましたか?」と尋ねたところ、キットカット食べた動画が最も高得点を獲得し、何も食べないグループが最も点数が低かったんですな。

 

 

研究者いわく、

 

ヒトの心理の基本的なレベルにおいて、「食事」は私たちの信頼を育み共同作業を促進する戦略として使うことができる。

 

とのこと。「最高の体調」には「友だちを作りたいなら同期行動が大事!」みたいな話を書いてるんですが、「同じものを食べる」ってのも同期行動の一種なんでしょうな。

 

 

そんなわけで、気になるでもなんでも、とにかく仲良くなりたい人がいたらお菓子をあげてみるってのは、意外なほど効果的なテクニックなのかもしれません。どうぞよしなに。


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