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今週の小ネタ:信頼できる人の特徴、嫌な記憶はイメトレで解消、子供のADHDをやわらげるには

Summary


ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく興味深い論文を紹介するコーナーです。

 

 

友人信頼できる人に特徴的なポイントとは?

信頼できる人に特徴的なポイントは?」ってデータ(R)が出ておりました。

 

 

 

これはシカゴ大学などの論文で、6つの実験を通してみんなに「最後通牒ゲーム」ってのをやってもらってます。最後通牒ゲームは人間の信頼度を計測するためによく使われるゲームで、くわしくは「なんだかんだで人生では正直と寛大が最高の戦略」をご覧ください。

 

 

で、まずは結論から言っちゃうと、

 

  • 信頼できる人ほど「罪悪感傾向」がある!

 

だったそうです。「罪悪感傾向」は、悪いことをした”あと”に罪の意識を感じるんじゃなくて、「悪いことをしたらヤバいことになるな……」と考えて”事前に”行動を抑制するタイプのことです。つまり信頼できる人ってのは、実際の行動よりも先に罪悪感を予期しやすい傾向があるわけっすね。

 

 

研究チームいわく、

 

もし企業が信頼できる従業員を雇いたいときは、自分の行動に責任感を持つタイプを探すのはもちろんのこと、誤った行いに対して事前に罪の意識を抱きがちな人を選ぶとよいだろう。

 

とのこと。まぁ罪悪感傾向をどうチェックすべきか?って問題はあるものの、信頼感の指標としては使えそうな気がしますねー。

 

 

 

嫌な記憶はイメトレで解消だ!

こちらはスマートブレイン病院の研究(R)で、「嫌な記憶はイメトレで解消だ!」って内容になってます。30人の健康な男女に以下のような指示を与えてます。

 

  • 1日15〜20分をかけて、過去の嫌な記憶を「良い終わり方に変える」イメトレをしてください

 

 

 たとえば「上司に怒られて怖かった」って記憶なら「上司に怒られたけどその後で見事に挽回した」ってイメージを何度も頭のなかでくり返し、「人見知りが発動して話しかけられなかった」って記憶なら「リラックスして最後には会話ができた」様子をくり返す感じです。

 

 

実験期間は12週間で、1日1回のトレーニングを続けてもらったら、以下のような変化が現れました。

 

  • みんなネガティブな感情の総量が減り鬱の症状が半減。人生への満足度もアップした
  • 脳波を計測したところ、前頭前皮質の活動にも変化が見られた(前頭前皮質はポジティブな感情の醸成にかかわるエリア)

 

ということで、なんらかの「嫌な記憶」につきまとわれている人は、イメトレを試してみるのもいいのではないかと。1日15分って結構ハードなんで、まずは5分ぐらいからスタートして脳を慣れさせていくのがいいかもですね。

 

 

 

子供のADHDをやわらげるにはどうすればいいの?

 

最後はモントリオール大学などの研究(R)で、「子供のADHDをやわらげるにはどうすればいいの?」って問題を扱っております。

 

 

こちらは195人の母親を対象にした調査で、

 

  • 子供たち(最大で7歳)にいつもどれだけポジティブな育て方をしているか?
  • 子供達のADHDのレベルはどれぐらいか?

 

といったポイントを調べて、すべてのデータをくらべております。ここでいう「ポジティブな育て方」ってのは、

 

  • 良い行動をとったらほめまくる
  • どんな行動が適切なのかを優しく思い出させてやる
  • 「なにをしてはいけないか」ではなく、「なにをしてもいいのか」を優先的に伝える
  • 親自身がポジティブなロールモデルになれるように行動する

 

みたいなことです。果たして、子供をポジティブに指導すると、ADHDに特有のこらえ症のなさはやわらぐのか、と。

 

 

それで何がわかったかと言いますと、

 

  • 4歳の時点でポジティブな育て方をされた子供は、7歳時点でADHDの症状がやわらいでいた!

 

だったそうです。子供の問題行動にはつい声を荒げたくなるかもですが、そこはグッとこらえてポジティブな態度を貫いたほうが良いのかもですなー。


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