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超お手軽に「共感力」を高める魔法のツール、それは「紙やすり」

Schleifpapier

  

ここ数年、心理学の世界では「共感力が大事!」などとよく聞きます。共感能力が高いほど人生がイージーモードに入りやすいって話で、グーグルなんかでも従業員のEQ(心の知能指数)を高める取り組みをしてるとか。

 

 

といったところで面白いのが、近ごろ出た論文(1)であります。なんと「紙やすりで共感力が高まる!」というんですな。

 

 

これはドレクセル大学の実験で、67名の学生を対象にしたもの。まずは全員を以下の2グループにわけたんだそうな。

 

  1. 紙やすりを触りながら、痛そうなイメージを見る(ドアにはさまった指とか)
  2. サランラップを触りながら、痛そうなイメージを見る

 

そのうえで全員の脳波を調べたところ、紙やすりグループのほうが脳の活動が激しく、イメージを自分のことのように捉えていることがわかったみたい。



続けて、今度は参加者を以下のグループにわけたんですね。

 

  1. なめらかな石けんで手を洗う
  2. 角質を取るための軽石で手をこする

 

その後、全員に対して「架空のチャリティにどれだけ募金しますか?」と尋ねたところ、軽石グループのほうが58%ほどお金を払いやすい傾向があったそうな。

 

 

研究者いわく、

 

ザラザラしたものをさわって軽度の不快感を経験すると、人間は他人の不快感にたいしてより注意が向くようになる。恵まれない人たちに対して、より共感できるようになるのだ。

 

とのこと。どうやら、

 

  1. ザラザラしたものを触る
  2. ちょっと不快になる
  3. 不快感に対する意識が敏感になる
  4. 他人の不快感や不運にも意識が向く
  5. 共感力アップ!

 

って仕組みになってるらしい。脳の不快モードが起動することで、他人の不快感に気づきやすくなるわけですね。おもしろいもんです。

 

 

そんなわけで共感力が必要な場面では、事前に紙やすりを触っておくといいかも(笑)。ちょっとした不快な触感が重要みたいなんで、目の粗い壁紙を触るぐらいでもいいのかもしれませんが。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。