本当は怖すぎる「女性ホルモン増えすぎ」問題 #2 対策編
少し前に書いた「本当は怖すぎる『女性ホルモン増えすぎ』問題」の続きです。
ざっくりおさらいすると、ストレスが多かったり酒を飲み過ぎたりすると、体内の女性ホルモンが激増。その結果として、異常な冷え性やネガティブ思考に襲われてしまいがちですよー、というお話でした。
もちろん女性にとって深刻な問題ですが、男性でも女性ホルモンが増えすぎるケースはありまして、心当たりがある方は対策をしておくと吉であります。
というわけで、女性ホルモンが多すぎて不調が出たときにやっておきたいことをまとめときます。
女性ホルモンの増えすぎに効く4つの対策
1.とりあえず植物性エストロゲンが多い食事を避ける
植物性エストロゲンは、体内で女性ホルモンに似た働きをする物質。まずは、食事からとる植物性エストロゲンの量を減らしましょう。
具体的には、
- すべての豆類(もちろんソイプロテインも大豆油も納豆も豆腐もNG)
- すべてのナッツ類
- 亜麻仁油
- 全粒粉(ライ麦、オーツ麦、キヌアなど)
- ゴマ、ゴマ油
- ひまわりの種
- アルファルファ
- リコリス(甘草)
- ウコン
- タイム
- シナモン
- ニンニク
- オリーブオイル
- プルーン
- デーツ
- サツマイモ
- パセリ
- ザクロ
- アスパラガス
- ブロッコリー
- タマネギ
といったところ。まぁ基本的には豆類とナッツ類を避けておけば、そこまで問題はないと思いますが。
2.肝臓への負担を減らす
肝臓が弱るとエストロゲンも増えがちなので、できるだけ負担が大きい食品は避けるべし。具体的には、
- アルコール(せめて1日グラス2杯まで)
- 料理用の精製油(大豆油、サフラワー油、コーン油など)
- 砂糖
- 精製された小麦
あたりは少なめにする方向でお願いします。
3.エストロゲンを掃除してくれる栄養素をとる
体内にあまったエストロゲンを取り除くには、特定の栄養素が必要であります。具体的には、
あたりは必須。サプリを使うのもいいですが、鶏レバーや卵、魚を多く食べるようにしたほうが吸収率がよくてよいかと思われます。あとはタラの肝油 なんかも、効率よくオメガ3やビタミンD,A,Kがとれてオススメ。
4.甲状腺をいたわってあげる
甲状腺はカラダの代謝に欠かせない器官でして、あまったホルモンの掃除にも必須。ここの機能が低下するとエストロゲンレベルが下がらないんで、できるだけいたわってやってください。
具体的には、海藻を食べてヨウ素を補ってあげると吉。あんま海藻を食べない人はヨウ素のサプリを使うのもアリですが、ほかにもケルプなんかを飲むとマグネシウムも同時にとれていい感じです。
まとめ
とりあえず、女性ホルモンの増えすぎに対してすぐにできる対策はこんな感じ。あとは、体脂肪を減らしたり、ストレスを減らしたりしていくのが、長期的な対策になるかと思います。
いずれにせよ、女性ホルモンの増えすぎ問題は、かなり多くの女性が悩まされている印象であります。ホルモンバランスが崩れると本当にツラいんで、できるだけいたわってやってくださいませ。