体質別:脂肪を燃やすサプリの正しい飲み方
いろんなサプリのくわしい飲み方を紹介するシリーズ。今回は、脂肪の燃焼に役立つサプリの使い方を考えてみたいと思います。
実はかなり前に脂肪を燃やすサプリについて書いたことがあったんですが、そういえばくわしい使い方を紹介してなかったんで、軽くまとめておきます。
あんまりカフェインに慣れてない人の場合
「本当に効くダイエット薬はこれだ!」に書いたとおり、いまのところまともに使えるダイエット薬は存在しておりません。
というわけで、サプリで脂肪を燃やそうと思ったら、現時点ではカフェインがベストチョイス。カフェインを中心にしつつ、補助としていろいろな刺激系サプリを組み合わせるのが基本になります。とてもメジャーな成分ですが、なんだかんだでカフェインを上回る脂肪燃焼サプリはないんですよねぇ。
が、カフェインに体が慣れてない人は、いきなり高容量を使うと危険なので、
- まずは1日100mgからスタート
- 効き目が弱くなったと感じたら100mgずつ増やしていき、最大400mgまで上げていく
って方法でジワジワと増やしていってくださいませ。
で、それでも効果が鈍くなってきたら、さらにホワイトウィローを投入します。ホワイトウィローにはカフェインの脂肪燃焼効果を助ける作用があるんですね。用法としては、1回90mgを1日2回飲めばOKであります。
また、ホワイトウィローを投入したあとは、カフェインも1回100〜200mgを1日に2回ずつ飲むようにしましょう。
カフェインに慣れている人の場合
続いて、すでにカフェインに体が慣れている人の場合。このケースでは、いきなり1回200mgのカフェインを1日に2回ずつ飲むところからスタートしてかまいません。
ここに、続けてホワイトウィローを1回90mgを1日2回ずつ投入し、まずは1週間ほど様子をみます。
それでも効果がみられなかった場合は、さらにヨヒンビンを使うのが基本。カフェインと同時に使うことで、がんこな脂肪を燃やす効果が高まります。まずは1回2.5mgを1日2回ずつ使うところから初めて、1週間をかけて少しずつ1回2.7mgまで増やしていきましょう。
かなり効果が確認されたサプリですけども、飲み過ぎは心臓に負担がかかるんで、くれぐれも用量を守ってお使いください。
本当にカフェインの刺激に弱い場合
生まれつき刺激物に弱くて、1杯のコーヒーでもドキドキしちゃう場合。
本当はカフェインのことはキレイに忘れたほうがいいと思いますが、どうしてもと言うなら、1日100mgからスタートしつつ、同時にLテアニンを飲むのがオススメ。
以前にも書いたとおり、テアニンにはカフェインのドキドキ感をやわらげる働きがあるんで、うまく刺激をおさえつつ脂肪の燃焼効果だけを得ることができるわけであります。
用法としては、カフェインと一緒に1回200mgを飲めばOK。
まずは食欲をどうにかしたい場合
体脂肪の燃焼よりも、どっちかというと過剰な食欲をどうにかしたい場合。
このケースでも、まずは1回200mgのカフェインを1日に2回ずつ飲むところからスタートするのが基本。カフェインには、脳を興奮させて短期的に食欲をおさえる働きがあります。
で、カフェインを1週間ほど続けて変化がなければ、さらに5-HTPを投入してみましょう。「自然に食欲が消えると噂のサプリ」でも紹介したとおり、5-HTPにはセロトニンを増やす作用があり、自然に食欲が減ったとのデータが多めであります。
用法としては、まずは1回150mgを1日2回ずつ飲むところからスタートして、1週間をかけて少しずつ1回250mgまで増やしていけばOKであります。お試しあれー。