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鈴木が個人的に愛用している(または愛用してた)「記録用ツール」の話

 

最高の体調」や「不老長寿メソッド」では、「日々の記録が大事!」という話を何度も強調しております。

 

 

記録の重要性はいくら強調してもしたりないほどで、日々の運動、睡眠、食事などのデータを残すことで、モチベーションが上がったり、目標の達成率が上がったりするんですよね。その有用性を示すデータも大量に存在してまして、なんらかのゴールを目指す際は、必ずそこまでの道のりを記録すべきでありましょう。

 

 

そこで今回は、私が個人的に愛用している(または愛用してた)「記録用ツール」をご紹介します。どんなタスクを行うときでも、適したツールがあったほうがモチベーションが上がりますからね。

 

 

 

▼ToDo用

・MacとiPhone標準カレンダー
その日にやるべきことの計画は、全て「Mac・iPhone標準カレンダー」に記入しています。いろいろと他のカレンダーアプリも試したのですが、最終的には「iCloudせ同期しやすいから標準アプリが最適」という結論に落ち着きました。「ブログを書く」や「本の執筆」といった仕事はもちろん、「ピアノの練習」や「瞑想15分」などのこまごましたタスクまで、すべてカレンダーに詳しい時間を設定しています(記入の例は「Your Time」に載せましたんで、合わせてご参照ください)。

 

かつてはToDoリスト系のアプリも使っていたものの、結局はカレンダーの方が「この時間にこれをやる」というアクションを視覚的に判断しやすいため、すべてカレンダーに記入する方式に落ち着きました。

 

 

トラベラーズノート
Macのカレンダーは優秀なのですが、細かな時間設定がめんどうなのが難点。たとえば、「ポモドーロ」のように25分刻みでタスクの締め切りを作る用途には向いてないんですよね。そこで最近はトラベラーズノートを使い、手書きで細かいデッドラインを指定しています。数あるノートのなかからトラベラーズノートを使っているのは、たんにデザインが好きだからです。

 

 

Be Focused Pro
どうしても手書きがめんどうだという場合は、「Be Focused Pro」ってアプリがおすすめです。Apple Watchとも連動するタイマーアプリで、サクッとポモドーロ法を行えるのがいいですね。私の場合、そこそこ前まで愛用してたのですが、アナログのほうが「つねに目の前に置いて目で確認できる」ってメリットがあるので、結局は手書きにもどってしまいました。

 

 

 

▼習慣化用

YMSK Calendar
「ピアノ練習」や「世界史の勉強」など、新たに習慣を身につけたいときに際に使っているのが「YMSK Calendar」です。これは1枚35日分のカレンダーシートを2枚ずつ組み合わせて使うアイテムで、一覧しやすいのが大きな魅力。現在は、このカレンダーに「ピアノを練習した日」は5ミリ径のマスキングシールを貼っててます。自分の進捗状況がわかってとても便利。

 

といっても、「YMSK Calendar」は結構高いし、最近は専用カレンダーシートがダウンロード式になったので、近ごろは「GRID」みたいに1年を1枚で閲覧できるようなカレンダーに切り替えるか思案しております。

 


Streaks
アナログがめんどうだという方は、Streaksという習慣化アプリもよいチョイスです。習慣化アプリは複数ありますが定番中の定番ですね。私も過去に使ってまして、アプリで習慣を記録したいなら最適解だと思っております。

 

ただ、やはりこちらも「目の前に常に置いて確認できない」「シールを貼るほどの達成感がない」って問題がありまして、結局はアナログのカレンダーにもどっちゃいました。

 

 

 

▼睡眠の記録用

・Auto Sleep
Auto Sleepは、ここ数年ずっとアップルストアの上位に君臨する睡眠記録アプリです。たんに時計をつけて寝るだけで自動で睡眠を記録し、眠りが浅い時間を狙って起床させてくれるスマートアラーム機能も装備。分析結果もわかりやすく、非常に優秀なアプリじゃないでしょうか。

 

 

・oura ring
oura ring(https://is.gd/95bmte)は、ご存じの方も多いでしょう。「パレオな男」で何度か取り上げた指輪型のヘルスケアガジェットです。心拍変動をもとにメンタルの状態なども計測してくれますし、一定の検証データもあるので、買っても損はないガジェットですね。

 

ただし上記のAuto Sleepと比べて精度がどうかと言われれば、正直よくわかりません。個人的な体感としてはAuto Sleepも十分に優秀なので、わざわざ高価なoura ringを使わなくてもいいかもしれません(アップルウォッチを買えば他のことにも使えるし)。また、個人的は、かつては愛用してたものの、ボクササイズには不向きなので途中から使用を止めてしまいました(着用したままサンドバッグを打つと指が痛い&センサーが壊れるので)。

 

 

 

▼運動の記録用

Apple Watch
現在の運動記録はほぼアップルウォッチのみ。おもに週3回行ってる「b-monster」(ボクシング系エクササイズ)で心拍数と消費カロリーを計測したいのと、筋トレのボリューム記録用に使っています。残念ながら、テコンドーのレッスン中はアップルウォッチを着けられないので、そこだけ困っているところです。

 

 

Strong Workout Tracker Gym Log
Strongは筋トレの記録に特化したアプリで、もう半年ぐらい使っています。アップルウォッチですべての記録ができてしまうのが強みで、セットが終わると自動で休憩タイマーが起動してくれたり、ボリューム計算を自動で行ってくれたりと、過不足ない機能が非常にいいですね。月間550円もかかってしまうのが難点ですが……(買い切りだと12000円もする)。

 

 

俺の筋トレ
Strongが高価すぎるという人には「俺の筋トレ」もおすすめです。残念ながらアップルウォッチとは連動してくれませんが、筋トレのメニューとセット数管理に使うぐらいならなんも問題もないでしょう。

 

 

ポラールの心拍センサー H10 N
アップルウォッチの心拍計も十分に使えますが、さらに精度を高めたいならポラールの心拍センサーがいいでしょう。私もかつて有酸素運動の効率アップ用に使っていましたが、運動のたびにベルトを巻くのがめんどうで使わなくなってしまいました。ただし、ポラールの心拍計は「心拍変動」を使ったトレーニングもできるので、そこはアップルウォッチにない強みですね(おそらくアップルウォッチもそのうち可能になるとは思いますが)。

 

 

Magene H303 ハートレートモニター
ポラールが高価すぎると言う人は、Mageneをどうぞ。こちらは私がポラールを使うまでに買った商品ですが、心拍計としてはなんの問題もない機能を備えていて有用でした。

 


Seconds インターバルトレーニングタイマー
HIIT-wbのようなインターバル系の運動をする際には、Secondsというタイマーアプリを使っています。Apple Watchと組み合わせて使えるほか、かなり自由度の高いプログラミングが可能なので、とりあえずこれを使っておけば十分でしょう。

 

 

以上、いくつかのツールを取り上げてきましたが、私もこれらがベストだとはまだ思っていません。皆さんがどんなツールを使っているのかも、よろしければ教えてくだせー。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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