時間の使い方を掘り下げた新刊「YOUR TIME ユア・タイム」が出まーす
というわけで、「YOUR TIME ユア・タイム」っていう新刊が10月19日に出ますので、お伝えします!
でもって、本書の内容については、すでにWeb河出さんで冒頭の試し読みが公開されているので、ぜひご覧ください。
そんな長文を読む時間がない!という方のために、いちおう簡単な概要もお伝えしておきましょう。時間の使い方に関する本はすでに山ほどありますけど、なぜまた新しいものを書いたのかと言いますと、時間術のデータをいろいろ見てるうちに、以下のような事実に気づいたからです。
- 真実 1 時間術を駆使しても仕事のパフォーマンスはさほど上がらない
- 真実 2 時間の効率を気にするほど作業の効率は下がってしまう
- 真実 3 「時間をマネジメントする」という発想の根本に無理がある
「え? 時間術の本なのに、時間術で仕事のパフォーマンスが上がらないって話なの?」のように思わったかもしれませんが、これは紛れもない事実。時間術に関するデータを見ると、カレンダー、タイムログ、ToDoリストといった定番の手法は、そこまでパフォーマンスを上げてくれるわけじゃないし、そもそも「時間の効率を追う」という考え方に問題があるって結論になっちゃうんですよ。
実に困った話ですけど、この問題に具体的な対策を考えていくのが、この本の重要なポイント。つまり、ここで扱う主な疑問としては、
- 時間術にたいした効果が認められていないなら、時間管理などあきらめるしかないのか?
- それでも時間の使い方がうまい人がいるのは、なぜなのか?
- 結局、私たちは時間の余裕をとりもどすことができるのか?
といったあたりになります。これらの答えを出すために、本書ではかなり根本的なところまで「時間とはなにか?」を深堀りしてまして、その点では過去に類例がない時間本になったんじゃないかと。
もちろん、上記の答えに明確な答えが出せないとなんの意味もないので、本の中では、できるだけ細かい対処法も紹介させていただきました。
「 いつも時間が足りず、何かに追われている」
「 もっと大切なことに使う時間を増やしたい」
「 限りある人生、このままの過ごし方でいいのだろうか」
そんな悩みを持つすべての方に、役立つだろうと思っております! どうぞよしなにー。