結局、フェイスブックでヒトは不幸になるのか幸福になるのか?
少し前に「Facebookは人間を不幸にする!」みたいなネタが話題になりまして(1)。
これは、アンケートを取ったら「Facebookのヘビーユーザーほど不幸を感じてたよ!」という結論が出たって話で、私も「わかるなー」とか思ってたんですが、調べてみると真逆の結果が出てる研究も結構あるんですな。
Facebookは人間を幸福にする派の研究
Facebookは人間を幸福にする派の研究は、例えば「ソーシャルネットワークに社会資本はあるか?」(2)とか。
この研究だと結論はまったく逆で、Facebookは逆に社会的な信頼や、社会貢献の精神を高めるんだという主張になっております。
もう一個、「Facebookユーザーの感情的な反応」って記事(3)が面白くて、なんでもFacebookを利用中の被験者に電極をつけて感情的な反応をテストしたら、Facebookに没頭中の被験者は幸福感がアップしていたと。
結局Facebookでヒトは幸せになれるの?
というわけで相反する結果がいろいろ出てますけど、その中間を行くのが「SNSの利用と社会的幸福感」って研究(4)。
これによると、どうやらFacebookで盛んにポストしたり、メッセを使ったり、他人のポストにコメントしたり、「いいね!」を押したりしている人は幸福度が高いみたい。
一方で、単にボーッと友人たちのポストを眺めてたり、企業ページの情報を見ているだけの受け身な使い方をしていると不幸になったらしい。
うーん、なるほど。幸福になるのも不幸になるのもFacebookの使い方しだいってこってすな。というか、つまりは友人と交流が盛んなリア充ほどFacebookで幸福になり、Facebookでも満足に人と触れ合えない非コミュはますます不幸になると。
富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなるの法則がここでも!いやだなぁ。