人工知能搭載の習慣化アプリ「Timeful」が非常に使えそうな気がしている
「行動経済学的に正しい食べ過ぎを防ぐ方法」や「締め切りを設定しても先延ばしは克服できない」など、当ブログでも何度もご紹介してきた、有名な行動経済学者であるダン・アリエリー博士が習慣化アプリをリリースしたと聞いて、さっそく試してみました。
アプリ名はTimefulで、パっと見はよくあるカレンダーアプリみたい。しかし、このアプリには人工知能が搭載されてまして、登録したToDoを学習して、ベストな時間帯に自動で割り当ててくれるんですね。
たとえば「エクササイズをする」ってToDoを作った場合、まずはアプリが「18時にやったらどう?」と提案してくれるわけです。で、自分が実際にエクササイズを行った時間が20時だった場合は、アプリがその行動を記憶。何度か同じようなデータを貯めていくうちに、やがて「このユーザーは食後のほうがエクササイズをやる気がわくんだな」とアプリが判断して、適切な時間帯を選んでくれるようになるという感じ。
個人的には、時間を上手く使うには、タイムマネジメントに気を配るよりもエネルギーがMAXのときに仕事をこなすほうが大事だと思ってまして、これまでも自分のエネルギー変動を計ってToDoリストに落としこんだりしてきました。「Timeful」は、それを自動的にやってくれるんですよね。うーん、素晴らしい。
アプリは英語ですが、使い方はそんなに難しくありません。まずはアプリを起動して、画面を上にスワイプ。
続いて、自分のメアドを入力して アカウントを作成。
自動でiPhoneのカレンダーを読み込んで、スケジュールに登録してくれます。
設定が終わると、まずはアプリがオススメの「習慣」を提案してくれます。ここから適当なものを選ぶと…
習慣化したいToDoが、スケジュールのすき間に自動で登録されました。ToDoは長押しで自由に移動可能。
それぞれのToDoをタップすると、「Frequency」(週に何回やるか)や「Duration」(時間)などを再設定できます。
新規のToDoは、下の「+」ボタンから作成可能。日本語も問題なく使えました。
「Someday before」で、作成したToDoの期限を決めることが可能。期限を設定すると、あとはすき間時間にアプリが自動でスケジュールを組み込んでくれます。うーん、便利。
そんなわけで、かなーり新しいタイプのスケジュールアプリ「Timeful」でした。使い始めて2週間ぐらいなんで、「調子に合わせてベストな作業を自動で選んでくれた!」といった感じはまだ得られていませんが、今後の使い込みでどう変化していくかが楽しみ。
いまのところは、習慣化したいことを自動で割り当ててくれる機能が非常に便利で、スケジュール管理よりは、かなり使える習慣化アプリとして愛用しております。わりとオススメ。