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ささいなことに動揺しやすい性格対策としてソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM2」を使う試み

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こないだ「Bose QuietComfort 20」を買ったら即座に「これは自分に合ったガジェットだ!」と思いまして、以降はずっとノイズキャンセリングをつけっぱなしで暮らしたりしてるわけです。

 

 

なにせ私は生まれつき「HSP」の気がありまして、ちょっとの音でもドキッとして集中がそれること山のごとしだったんですよ(単に気が弱いとも言う)。それがノイズキャンセリングを使い出したら、「いままでこんな騒音の中で暮らしてたのか!」と気づきまして、いかに車や空気清浄機の音に惑わされてたかがわかりまして。

 

 

みんながノイキャンで同じ効果を得られるかはわからんのですが、少なくとも私のようなHSP系の人間には向いてるのではないかと思います。ADHDの子供なんかにもノイキャンのヘッドホンを使うケースがあるみたいですしね。

 

 

ってことで、新しく試したのがソニーの「WH-1000XM2」って商品です。最高クラスのノイズキャンセリング機能を持った、ワイヤレス式のヘッドホンだそうな。

 



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外観はこんな感じ。イヤーパッドは低反発のウレタンで、つけっぱなしでも耳が痛くないのがよろしいですねー。買ってから1日に8時間ぐらい装着したままの時もあるんですが、特に苦になっておりません。これだけ使っても1回の充電で38時間ももつんで、いまのところバッテリー切れに悩んだこともゼロ。これまた素晴らしい。

 

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ボタンは本体に2つだけで、スイッチを押すとすぐにノイズキャンセリングが起動。ブルートゥースの接続もなめらかで、いまんとこ問題になったことがないです。

 

 

で、肝心のノイズ除去機能ですが、「Bose QuietComfort 20」よりは確実に上だが、そこまで劇的でもないって印象だったりします。これは「WH-1000XM2」が悪いって話じゃなくて、「Bose QuietComfort 20」がイヤホンタイプのくせに性能がいいってことなんでしょう。

 

 

事実、「WH-1000XM2」をオンにすると、自宅前の大通りを走るバイクの音が「あれ?数キロ先で走ってるのな?」ぐらいのレベルに変わってビビります。これに加えて、近ごろは「スリープサウンドHQ」ってアプリを使って、「アマゾン奥地の鳥の声」やら「テキサスのフウロウ」みたいな自然音を流しまくってたりします。ここまでやれば、ほぼノイズは何も気にならなくなって最高。

 

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ちなみに「WH-1000XM2 」は、ハイエンド機らしくおもしろい機能が満載。「徒歩」「電車内」「運動中」など、自分の動きを自動的に感知してノイズキャンセリングのレベルを変えてくれたり……

 

 

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気圧の変化を察知して最適なノイズキャンセルレベルに調整してくれたり、よくわからんが至れり尽くせり。うーん、すごい。まだ飛行機内で使ってないので気圧センサーのメリットは感じてないのですが、ここらへんは移動が多い人にも良さげですな。

 

 

で、当然ながら音質も申し分ないです。先に紹介した「スリープサウンドHQ」はハイレゾ音源なんですが、かなりクリーンで本当に自然の中にいる感が満点。いやー、ノイズキャンセリングの沼にハマりそうだ……。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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