脳の健康状態は20秒の片足立ちでわかる
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/12/20.html
近ごろ京大から出た論文(1)によれば、片足立ちで脳の健康がわかるらしい。
これは、平均年齢67才の被験者を対象にした実験で、1,387人に片足立ちをしてもらい、その状態を何秒キープできるかを計測したそうな。その後で全員をMRIにかけたところ、片足立ちを20秒以上たもてなかった人は、脳に微細な出血が見つかった、と。
どうも、年をとると脳の毛細血管が少しずつふさがっていき、気づかないうちに認知症に近い症状が起きやすくなるんだそうな。その結果としてバランス感覚が悪くなり、片足で立てなくなっちゃうみたい。
研究者いわく、
この実験は、片足立ちでバランスを取る能力が、脳の健康を計る重要なテストとして使えることを明らかにした。片足立ちのバランスが悪い人は、脳の疾患や認知機能が衰えるリスクを抱えているので、より注意が必要だ。
とのこと。脳の毛細血管の状態は、加齢のほかにもタバコや栄養不足、ステロイド剤の服用なんかでも悪化しちゃいますんで、心当たりがある方は片足立ちをしてみちゃいかがでしょ。
credit: VIVOBAREFOOT via FindCC