「Apple Watch 3」を買ったらほぼ「タイマー」しか使ってないが後悔はしていない
実は発売直後に「Apple Watch 3」を買ってたんですよ。スマートウォッチにはまったく惹かれなかったんですが、「Apple Watch 3」は「心拍変動を計測できる!」って新機能がついたもんで、がぜん興味がわいてきまして。
当ブログでも何度か書いてるとおり、心拍変動はストレス対策の重要な指標のひとつ。いまんとこ心拍変動をつねに計測してくれるガジェットって他にないんで、おもしろい使い方ができないもんかなー、と。
いまんとこ「心拍変動」機能は使い勝手がよくない
で、いまんとこ3カ月ほど使ってるものの、心拍変動についてはどうしようもない感じ。いちおうヘルスケアアプリに心拍変動が表示されるんですけど、以下のような感じで最大値と最小値を教えてくれるだけなんで、どうやって使えばいいのか、と。
いちおう心拍変動トレーニング用のアプリは出てるものの、いずれも使い勝手が悪くて「うーん…」みたいな。まだまだ心拍変動についてはこれからって感じですな。
自分にとっての「Apple Watch 3」はタイマーガジェットでしかない
その代わり、非常にナイスだったのが「Apple Watch 3」と「タイマー系」アプリとの相性の良さ。何度か書いてるとおり、私は時間ベースで「if-thenプランニング」を使って仕事を処理してるんで、タイマーが必須なんですよ。
が、物理的なキッチンタイマーだと設定が面倒だし、iPhoneのタイマーは画面を常時表示させとくのが煩わしいしで、なんとなく微妙なストレスを感じてたですよね。
その点、Apple Watchはタイマーの設定が超ラクなうえに、手首を軽くひねるだけで現在の状況が確認できるもんで、非常によろしいんですな。そこでいろいろ試した結果、いまの文字盤はこんな感じに落ち着いております。
ざっくり言うと、文字盤の中央に表示されてる「00:00:00」が「aTimeLogger 2 」っていうタイムログアプリで、右下の「25分」が「SILO」っていうポモドーロ系アプリ。
「aTimeLogger 2」で文字盤にデカく作業時間を表示させると便利
まず「aTimeLogger 2 」ってのは日々の作業を記録するためのアプリで、「仕事」とか「食事」といったジャンルごとに、どれだけ時間を使ったかを計測してくれるもの。
画面のど真ん中に「消費した時間」を常に表示してくれるんで、非常に役立っております。私の場合、締め切りの時間までカウントダウンされるより、「作業を始めてからどれだけ時間を使ったか」をカウントアップしてくれるほうがモチベーションが上がるもんで。
計測した時間は、ジャンルごとに後で見返せるのも便利。時間記録といえばtogglが有名なんだけどApple Watch用のアプリがなく、無料のライフログアプリはバグが多くて使い物にならず、最終的に「aTimeLogger 2 」に行き着いた感じ。
この手のアプリって作業がめんどうで続かないケースが多かったんですが、 Apple Watchのおかげでだいぶ理想形に近づきましたな。
「SILO」でタイムリミットを設定するのもかなりよし
もうひとつの 「SILO」はポモドーロテクニック用のアプリでして、ワンタップで「25分の作業 → 5分の休憩」ってサイクルをカウントしてくれるもの。
画面はシンプルで、時間のサイクルが来ると振動で通知してくれます。こちらもポモドーロ愛用者には便利でしょう。
まぁ個人的には「25分の作業 → 5分の休憩」ってサイクルの妥当性をあまり信じてないので、適当に自分の感覚にあったサイクルに設定しなおして使っております。作業と休憩のタイミングは自由に変えられるんで、ぜひ最適なサイクルを探していただければと。
こいつを「aTimeLogger 2 」と同時に使うと、「すでにこんなに時間が過ぎた!」という感覚と「残り時間がこれしかない!」という感覚を同時に味わえるので、かなりモチベーションが上がって良い感じです。
まとめ
そんなわけで、私にとっての「Apple Watch 3」は、「いろんなタイマーが使える時計」って感じ。
非常に地味な使い方なんですが、考えてみれば、これだけ手軽にいろんな時間を計測できるガジェットって過去になかったんで、私は満足してたりします。特にカウントアップとカウントダウンを同時に表示できるのは、やってみると意外なほど作業に集中できてオススメ。
ちなみに、最近では「タバタインターバルタイマー」っていうHIIT用のアプリも愛用し始めまして、いよいよ「Apple Watch 3」はタイマー専用機と化しつつあります。残る問題は、たんなる「タイマーガジェット」に4万円近くも払うべきかってとこですけど、これは価値観しだいですねぇ。