10分の瞑想+ウォーキングでお手軽に不安が減るぞ!というミシシッピ大学実験
日ごろから「瞑想」と「ウォーキング」の素晴らしさを訴えております当ブログ。どちらも幸福度のアップに効く可能性が非常に高いんですけど、新しく「2つをセットにしたらもっと凄いよ!」ってデータ (1)が出まして、非常にいい感じです。
瞑想+ウォーキングで不安が激減した
これはミシシッピ大学の実験で、メンタルが健康的な110人の学生が対象(平均年齢は21.4才)。全体を4つのグループにわけております。
- 何もしない
- 10分だけ早歩き
- 10分の瞑想の後に10分のウォーキング
- 10分のウォーキングの後に10分の瞑想
そのうえで、STAIっていう定番の「不安度テスト」をやってもらったところ、以下のような違いが出たみたい。
- 10分の早歩きには目立った変化が見られなかった
- 「瞑想+ウォーキング」のグループはガッツリと不安感が減っていた
研究者いわく、
有酸素運動で健康になりたいと考えている人は、合わせてエクササイズの前か後に瞑想を行うことで、ついでに抗不安のメリットも得られるかもしれない。
とのこと。瞑想と運動を組み合わせた「MAPトレーニング」ってのがありましたが、メンタルが健康な成人でもたった20分の介入で不安度が減るってのは新しい発見っすね。これは手軽でよろしいですなぁ。
ちょっと大変な運動でも十分に瞑想になってるっぽい
しかし、そう考えるとやっぱ「歩行瞑想」なんかはかなりメンタルによさげ。さらに近年では「有酸素運動をするだけでもマインドフルネスが育つ!」なんてデータもありまして、普通にちょっとツラいエクササイズをすれば、それで瞑想になっちゃうんでしょうな。
ちなみに私の場合、最近ではあらためて「タバタ式トレーニング」に本気で取り組んでおりますが、マジメにやればやるほど自然に呼吸にしか意識が向かなくなるので良い感じ。タバタ式をやると気分が良くなるのは、ナチュラルに瞑想になってるからなんだろうなーとか思っております(もちろんアドレナリンが出てるのも大きいでしょうけど)。
まぁ、いきなりタバタ式はツラいという方は、せめて10分ずつのウォーキング+瞑想を試してみたらいかがかと思います。どうぞよしなにー。