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シャンプーに入ってる「育毛にはよろしくない」成分6選

Shampoo

ちょい前に「インド式のハゲ防止プロトコル」を取り上げまして、そこで紹介した同じレビュー論文(1)のなかに、「シャンプーのこの成分がヤバい!」ってのもピックアップされてまして、これがまたおもしろい。


いかに紹介するのは「ハーバルシャンプー」みたいなのにも入ってる普通の成分なんですけど、どれも「ハッキリは言えないもののヤバいかも?」ぐらいの危険性をはらんでたりします。普通に使う分には問題ないんだけど、脱毛が気になる人があえて使うような意味はないかと思われます。


「微妙に危険」かもなシャンプーの成分6選

1. ラウリル硫酸ナトリウム/ラウレス硫酸ナトリウム

わりと一般的なシャンプーにも入ってる界面活性剤の一種。一部の自然派系サイトだと「発がん性が!」とか言われてますが、米食品医薬品局が「GRAS(安全)」のお墨付きを出すぐらいにはかなり安全な成分であります。


ただし、一部のデータ(2)なんかだと、ラウリル硫酸ナトリウムで「角膜の表面の傷の治りが遅くなった!」や「成人の白内障リスクを高める!」みたいな報告は出てたりします。また、人によっては軽度のフケや肌荒れを起こすこともあるので、やっぱ育毛中の人が使うもんではなさそう。


2.  コカミドプロピルベタイン

ヤシ油酸をエステル化した界面活性剤で、お肌に優しいと言われてる成分。ベビーシャンプーにも使われてるぐらいで、普通に使う分には問題なし。なんだけど、アレルギー体質の人は湿疹が出るケースもありまして(3)、育毛中の方は手を出さない方が無難っぽい。


3. ジエタノールアミン

これまた自然派系のサイトだと「発がん性が!」みたいに言われるんですけど、やっぱり米食品医薬品局は「安全」の認可済み。ただし2015年のデータ(4)ですと「肌と目にマイルドな痒みが起きることもあるよ!」ってことなんで、こちらも手を出さないのが基地。


4. パラベン

コスメによく使われる保存剤の一種。まだ危険性が確定したわけじゃないものの、やや怪しげなデータが増えております。くわしくは「安全性がかなり怪しくなってきた化粧品の添加物3選」をどーぞ。


5. PEG

化粧品に使われる界面活性剤の一種。その問題点については以前に書きましたんで、合わせてご参照ください。いちおう論文によりますと、

PEGはパーソナルケア商品での使用は安全だと考えられる。しかし、製造の過程で、1,4-ジオキサンやエチレンオキシドといった有害物質に汚染されているケースが多い。

ってことなんで、こいつが入った商品をあえて選ぶ意味はないかも。


6. フタル酸エステル

デオドラントによく入ってる成分。2007年の研究(5)なんかだと、「体内でホルモンの働きを乱すかも?」みたいな結論になってて困っちゃうところ。まぁこれまた普通に使う分には心配無用なのかもしれないものの、育毛にお悩みの方は避けといても損はないかも。


まとめ
ってことでレビュー論文内にあげられてたヤバげな成分のまとめでした。くり返しますが、これらの成分は基本的には安全でして、いまお使いのシャンプーに入ってるからといって「すぐ捨てよう!」って話ではないです。ただ、「なんか髪に元気がないな……」みたいな方が使うのは避けた方がいいかもですよーってことで。

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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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