男女の友情は成立しない！の科学
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/06/blog-post_96.html
男女の友情は成立するのか？
男女の友情って成立するの？って昔ながらの疑問がありますけども、そのへんをちゃんと調べた研究(1)が出ておりました。
これはウィスコンシン大学の実験で、まずは88人の男女ペアを集めたんですね。みんなお互いに友人だと思って付き合ってまして、平均の期間は２年ぐらい。
続いて、全員に「秘密の厳守」を約束したうえで各ペアを別の部屋に呼び、お互いに「異性の友人に対して、どれだけ性的な魅力があると感じてますか？」や「相手は自分に惹かれてると思いますか？」みたいな質問をしたんですね。
男は女友達に簡単に惚れてしまう
それで何がわかったかと言うと、
- 基本的には、男性のほうが女性の友達に惹かれる確率がかなり高い
- さらに男性のほうが「あの女友達はオレを好きに違いない」と思い込む確率も高い
- いっぽうで女性のほうは、男友達に惹かれる傾向は低い
- ついでに女性は、「あの男友達もこっちに性的な関心はないだろう」と思い込む確率が高い
だったそうな。つまり、男性はつねに自分の魅力を過大評価しがちで、女性は自分の魅力をつねに過小評価しがちなんだ、と。うーん、切ない。
進化の影響が男女の友情をジャマする
研究者いわく、
男性は女性よりも異性の友人に惹かれる傾向が高い。その時点で、女性に彼氏がいようが自分に彼女がいようが、無関係に異性の友人に惹かれてしまうようだ。
とのこと。男というのは、女性を友人として見るのが難しい生き物のようであります。
ヒトの進化の過程で生まれた繁殖戦略は、異性間の友情にも大きな影響をあたえる。いかに表面上はプラトニックを意識していても、無意識下では進化のメカニズムに影響を受けているのだ。
男性は多くの遺伝子を残すように進化してきたんで、どうしても女性を友人としては見られないわけですな。
まとめ
ってことで以上の話をまとめると、
- 男女の友情が成立するのは難しい
- そして、それは主に男が原因である
って感じ。まぁ薄々感づいてたことではありますが。
