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ノイキャンレベル最高のイヤホン・ソニー「WF-1000XM3」を買ってみたりとか



私はノイズキャンセリングヘッドホンのファンでして、いまはソニーの「WH-1000XM2」って機種を使ってるんですよ。こいつがあると集中力が段違いだし、電車や飛行機の移動も格段に楽だしで、生まれつき「HSP」の気がある私としては非常に助かっております。


つまり、音楽を聴くというよりはほぼ集中力の改善用でして、気が散りやすい人にはぜひおすすめしたい次第です。



で、近ごろ新たに買ったのがソニーの「WF-1000XM3」って機種。各所で売り切れしまくってるんで、ノイズキャンセリングファンならご存じかもですな。

SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3


「WF-1000XM3」はAirPodのようにワイヤレスで使うタイプのイヤホンで、とにかく「WH-1000XM2」よりも軽いのがウリ(イヤホンだから当たり前ですが)。


専用の充電ケースはこんな感じ。USB Type-Cケーブルで充電する仕組みで、1回ごとに本体のバッテリーが6時間ほどもつ仕様になってます。こりゃいいですねー。


本体サイズはAirPodの倍ぐらいあるものの、フィット感が良くて違和感はないっすね。iPhoneとの接続も良好で、Bluetoothのつながり具合は「WH-1000XM2」より上でした。これはかなりナイスポイント。


で、肝心のノイズキャンセリング性能ですが、初めてオンにした時は、ガンガンに外部音が入ってきて「あれ?」みたいな。「こりゃ失敗したか?」と思ったんですけど、よく考えたら私は耳の穴が人よりも大きいので、たんにイヤーピースのサイズが合ってないだけでした。


「WF-1000XM3」には計6種類のイヤーピースが付属してるんで、ちょいデカめのサイズを試したところ、あらビックリ。ヘッドホンタイプの「WH-1000XM2」にかなり近いレベルまで騒音が減ったんですよ。


もちろん路上をトラックが走りまくってる状況だとヘッドホン型には勝てないものの、室内で静寂を手に入れるのが目的であれば、こいつでも十分にいける感じ。ひと昔前だと、イヤホン型のノイズキャンセリングってほぼ使い物にならなかったもんですが、時代は変わりましたねぇ……。


特にここんとこは夏真っ盛りなんで、耳を覆わないイヤホン型はかなりありがたい感じ。まぁそこそこ良いお値段がしますので、ヘッドホンを持ってる人がわざわざ買う必要はないかもですが、手軽なノイキャンガジェットが欲しいなら候補に入れて損はないかと思われます。

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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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