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早起きなんて遺伝子の問題なんだから、朝が苦手でも気にするな!


以前も「早寝早起きにはデメリットもある」って話を書きましたが、今度は「早起きできるかどうかは遺伝子で決まっている!」って論文が出ておりました。


カリフォルニア大学の研究でして、早起きな家族の遺伝子を調べたら早起きに特有の染色体を発見。同様に宵っぱりな家族にも、同じように夜ふかしに特有の染色体が見つかったらしい。


もっとも、人間には早起き型夜ふかし型の2タイプがいるってのは4〜5年前から言われている話でして、それぞれ「ヒバリ型(早起き)」と「フクロウ型(夜ふかし)」なんて名称が付いております。今回の研究は、それが遺伝子レベルで特定されたのが目玉なわけですね。


そんなわけで、もともとフクロウ型の人が「がんばって早寝早起きするぞ!」とか意気込むのはハードルが高い話。「朝活サイコー!」と言ってる人は遺伝的に向いているだけなので、無闇やたらと早起きにあこがれるのは時間のムダだと申せましょう。以前も書いたとおり夜ふかしタイプは金持ちになる確率が高いなんて研究もありますので、そちらのメリットを活かす方向に進むべき。


ちなみに、自分がヒバリかフクロウかがわからない人は、以下の診断テストを参考にしてみてくださいな。

ふくろうとひばりの質問表 山下医院 メンタルクリニック







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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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