ナッツのアンチエイジング効果を最大に引き出す1日の摂取量があきらかに
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/06/1_30.html
ナッツが健康にいい!ってのは昔から言われてきたことで、心疾患のリスクが減ったり(1)頭がよくなったり(2)アルツハイマーに効いたり(3)と、実証データの量はかなり豊富。
さらに、近ごろ出た研究(4)によれば、「ナッツにはすべての慢性病リスクを減らして寿命を伸ばす効果あるよ!」って話らしい。
これはオランダの健康統計を使った大規模な調査で、1986年から現在まで120,000人分のデータを処理したもの。全員の日常的なナッツの消費量と健康の指標をくらべたんですね。
その結果は、
1日に平均で15gのナッツやピーナッツ(片手に半分ぐらいの量)を消費する人は、驚くほど死亡率が下がっていた。
ただし、それ以上の量を食べても死亡率は下がらなかいようだ。この結果は、過去に出たメタ解析とも一致する。ガンや呼吸器疾患による死亡率は、今回のデータと同じレベルのナッツで十分に下がる。
とのこと。なにせナッツには、
- 食物繊維
- タンパク質
- ミネラル
- 短鎖不飽和脂肪酸
- 多価不飽和脂肪酸
- 抗酸化物質
などが大量に入ってまして、こういった現象が起きるのも当然と言いますか。
というわけで、ナッツのアンチエイジング効果を最大限に引き出すには、
- 1日に最低10g、最大で15g
をとればOKらしい。この量ならラクに続けられそうですし、逆にこれ以上食べちゃうとムダにカロリーが増えるだけなので注意したいところ。