人見知りは山や森が多い土地に住んだほうが自信がつくらしいよ
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「山が好きか海が好きかで性格は大きく異なる!」って面白い研究(1)がありましたので、まずは実際に実験に使われた以下の写真を見て、旅行に行くならどっちを選ぶかをお考えください。
これはバージニア大学の研究で、「幸せを科学する 」で有名な大石繁宏博士が手がけたもの。921人の学生に性格テストを受けてもらったうえで、山と海の写真を6枚ずつ見せたんですね。
その結果は明快で、
- 外向的な人は海が好き!
- 内向的な人は山が好き!
というもの。山のほうが孤独に過ごせるのが原因だそうで、ゴリゴリの内向人間であるわたしも、この結果には激しくうなずくところでした。ちなみに今回の実験では、全体のおよそ75%が海好きで、残りの25%が山好きだったとか。
大石博士いわく、
ある都市や町は、ほかの土地よりも人口が密集している。自分が内向型だとわかっているなら、もっと人里離れた場所に住むほうが元気になるだろう。いっぽうで、外向型は開けた土地に住むほうがよい。
とのこと。
さらに、この論文では約61万人の性格データを使った統計グラフも出てまして、これがちょっと面白い。
縦軸が各都市に住む人たちの性格を表していて、外向的な人が多い都市ほど上に置かれております。横軸は各都市の標高を表してまして、右に置かれた都市ほど山や森が多いわけですね。ややざっくりしたデータではありますが、山や森が多い地域ほど内向型の住人が多い傾向が出ております。
さらに研究者いわく、
外向性の低い人がニューヨークのような開放的な土地に住むと、明確に自尊心のレベルが下がってしまう。逆にアラバマのような開放性がやや低い土地に住むと、自尊心は高くなる。
とのこと。自分のキャラに合った土地に住めば、自然と自信もついてくるんだ、と。うーん、やはり田舎に引っ込むか…。