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握手は細菌感染の原因!安全なのはグータッチだ!という研究データ

Fistbump

 

握手は感染症のもと!」と主張する論文(1)がおもしろかったんでメモ。

 

 

これはアベリストウィス大学の研究で、挨拶の違いによってどれだけの大腸菌が伝染するかを調べたんですね。具体的には、

 

 

 の3種類で実験が行われております。



 

 

その結果は、

 

  • 握手はハイタッチの2倍も細菌を移動させる
  • グータッチは握手の10分の1しか細菌が移動しない

 

というわけでグータッチ最強って結果だった模様。研究者いわく、

 

握手の伝染力が強いのは、触れ合う面積が広いからではない。問題は触れ合う時間と強さだ。握手の時間と握る力が大きくなるほど伝染力も強くなる。つまり、親密な間柄であるほど感染しやすいわけだ。

 

とのこと。握手と感染症の関係をマジメに研究してる方がいらっしゃるのが素晴らしいですねぇ。普通の会社員がいきなり取引先とグータッチを行うのは難しいでしょうが。

 

 

Image credit: shutterstock


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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