1日5杯までのコーヒーで寿命が延びる。自殺も減る
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/09/blog-post_27.html
コーヒーと健康に関する最大級の調査
日ごろから、コーヒーの素晴らしさを称えるネタが多い当ブログ。近ごろ見たデータ(1)では、さらに「コーヒーすごい!超健康にいい!」って結論が出ててテンションが上がりました(笑)
これはハーバード大の研究で、イギリスの国民保健サービスの統計を使ったもの。208,501人の男女を30年にわたって追いかけた膨大なデータでして、これまでに行われたコーヒー研究のなかでも最大級かと思います。
コーヒーで早死にの確率が下がる
このデータから、全員の普段のコーヒー摂取量を抜き出したうえで、タバコや酒、運動量といった要素をコントロールしていったところ、
- 1日1〜5杯のコーヒーで、早期死亡率がハッキリと下がる
- コーヒーは、以下の病気による死亡率を下げる
- 糖尿病
- 心疾患
- 神経変性疾患(アルツハイマーとかパーキンソン病とかALSとか)
- 自殺
みたいな感じ。コーヒーで「自殺」のリスクまで下がるってのが興味深いですねー。どうやら、コーヒーは神経のダメージにも効くようなんで、メンタルの健康にもいいのかもしれませんな。
カフェインレスのコーヒーでもOK
研究者いわく、
コーヒーにふくまれる生理活性物質には、インスリン抵抗性を改善し、全身の炎症を食い止める効果がある。こういった作用が、コーヒーで寿命が延びる原因になっているのだろう。
とのこと。まだ具体的にどの成分が効いてるかはハッキリしないものの、とにかくコーヒー中の化学物質が体にいいのは明らかみたいですね。
ちなみに、以上の効果はカフェイン抜きのコーヒーでも得られるんだとか。カフェインの効果ってわけじゃないんですねぇ。
毎日のコーヒー習慣は、健康的でバランスのよい食事の一部になり得る。とはいえ、妊娠中の女性や子供などは、カフェインの摂り過ぎには注意すべきだろう。
ってことなんで、カフェインが苦手な方は、デカフェのコーヒーを飲めばよさげ。やっぱコーヒーは健康飲料なんですなぁ。