オンライン英会話100時間でどこまで会話力はあがったか
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/10/100.html
2015年末ごろから「イングリッシュベル」っていうオンラインの英会話サービスを続けてたんですけど、気づいたらレッスンの早計が100時間を超えておりました。
軽くおさらいすると、わたしがやってるのは「DME」と呼ばれるメソッド。先生の質問にマシンガンのように解答していくスパルタ式レッスンで、以下のように進んでいきます。
あくまでスピードはネイティブと同じで手加減なし。英語学習の世界では評価が高い、カランメソッドとほぼ同じシステムですね。
ちなみに、わたしの英語は読む専門でして、会話となるとまったく言葉が出てこないタイプであります。海外旅行ぐらいなら困らないものの、ネイティブと気軽な雑談はできないレベル。わりと多いパターンじゃないでしょうか。
で、いま100時間のレッスンをこなして、全6冊のテキストのうち4冊目まで終わりまして。
最初のころは「これはドアですか? はい、ドアです」みたいな牧歌的な会話をしてたのに、近ごろは「『洗練された人間』とは、どういう人物のことを言うんだと思う?」みたいな質問をされてパニック状態におちいっております。こんな質問、日本語でもよう答えられん。
とはいえ、100時間もやってると、不思議なもんでそれなりに自分の言葉が出てくるからおもしろいもんです。正直、単語力や文法力があがったわけじゃないんですが、あらためて「会話って中学レベルの文法で十分だよなー」ってのを痛感できたのがデカい感じ。
なんせ、いくら英語の本を読もうが、洋画を字幕なしで見ようが、「自分の言葉が相手に伝わったぜ!」って経験を積まないことには、安心してしゃべれないんすよね。要するに、学習には適切なフィードバックが欠かせないって当たり前の話なんですけど、25分あたり400円ぐらいで、大量のフィードバックをくり返せるのは悪くないなぁ、と。
そもそも中学高校と英語を学んできた時点で、多くの日本人の脳には、英語を話せるだけの基本プログラムは埋め込まれてるはずですからねぇ。これを活かすには、自分の中学文法が通じる体験を重ねて、脳のブロックを外してくしかないんでしょう。
とりあえず、現時点では英語を自由に操る状態からはほど遠いものの、希望は見えてきた感じ。最後まで続けてみるつもりであります。