フランスでいろいろ食べてきたので、美味かった店のまとめ
所用で10日ほどフランスに行ってきましたんで、ついでに美味かった店をまとめときます。
フォーシーズン
ビストロ・ヴィクトワール
オペラ座の近くにある立地抜群のビストロ。一皿800〜1500円の範囲で美味いローカルなフレンチがガッツリ食えるのでオススメ。パリのビストロでは、味と立地と価格のバランスがもっともよいのではないかと。
肉系のサラダを頼んだら、ほとんど肉ばっかで笑いました。フランスの人はあんま野菜を食べないのだろうか。地味にフォアグラがついてるのがポイントが高い。
レキューム サントノレ
ルーブル美術館の近くにあるシーフード屋さん。店内に陳列されてる大量の魚介類から、好きなものを選んでいただきます。
生がきの6個セットをいただきまして、これにグラスシャンパンがついて1,800円ちょっとぐらい。味も濃厚でよろしゅうございました。まぁ日本より安くてよろしいのではないでしょうか。
ダニエル エ デニス
これだけパリじゃなくてリヨンのお店。地元の人のオススメで行ってみたら、今回の旅行で一番美味い店でビビりました。
季節ごとにいろんなジビエを出してくれるようで、今回はウサギ肉やら鹿肉やらをチョイス。お値段は一皿1500〜2,500円ぐらい。
ウサギのパイ包みが激烈に美味くてまいりました。普段はパイとかまったく食わないんですが、ここまで美味いとしょうがない。写真だと量が少なく感じられますが、これに無料で大量のマッシュポテトがついてきますんでご注意ください。激しくオススメ。
ブイヨン シャルティエ
パリ9区の超人気店。開店から30分もすると表に大行列ができますんで、行くなら早い時間にどうぞ。安価でローカルなフレンチが食べられる大衆点で、だいたい腹いっぱい食べて2,500円ぐらい。というと高価な印象もありますが、なんせパリは外食がバカ高いんでしかたないんですな。
料理はこんな感じで非常に豪快。見た目どおりの大味な味わいですが、ここはガヤガヤした店の雰囲気も込みで楽しいので、そこまで料理のクオリティにはこだわらない方向で。
ル・サンク
いわゆる3つ星レストランで、今回の旅でいちばんの高級店。フォーシーズンズの中入っております。とてもディナーでは行ってらんないんで、ランチを予約して行ってまいりました。それでもお値段は立派なもんで、1人あたり4万円ぐらい。死ぬ。
当然ながら料理は凝りまくりで、はんぺんにあられをまぶしたような和風フレンチが出てきたり、
もはや何がなんだかわからないけどとにかく美味な皿が出てきたり。接客もパーフェクトでした。が、これで1食4万円の贅沢を許容できるかといえば難しいところ。1回の体験としてはよいかと思われますが。
メディ テラ ネ
グレヴァン美術館の近くにある「回転フレンチ」屋さん。
店内に入ると、長いカウンターのうえをスターターがグルグルまわっておりました。
こんな感じで好きな皿を適当に取って、メインディッシュは別にオーダーするスタイル。回転フレンチといって安心してると、ひとさら1,500円ぐらいするケースも多いので注意が必要だったりします。まー、味がどうかと言われれば普通なんですけど、システムが物珍しいんで話のタネに行くのはありかと。
リュクサンブール公園の近くにある老舗の大衆食堂。ウッディ・アレンの名作「ミッドナイト・イン・パリ」のロケ地にも使われたそうな。
店内は雰囲気バツグンで、このレトロ感を味わうだけに行くのもよさげ。「ヘミングウェイが常客だった」とか、エピソードもいちいち凄い。
写真はザワークラウトの上に焼いたチキンを乗せたものです。いかにも大衆フレンチって感じでして、価格と味のバランスがもっとも良い店だと感じました。個人的にはパリのベスト。