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パスタを温め直すと太らない!? レジスタントスターチはダイエットに効くのか?問題

Spaghetti

  

どうも、2014年に「パスタは温め直した方が太らない!」って話が流行ったらしい。

 

 

これはBBCの健康番組が行った調査によるもので、

 

調査は一週間に3回行い、これを何週間かに渡り行いました。調査方法は、9人の対象者に、出来立てのパスタ、冷たくなったパスタ、そして温め直したパスタを食べてもらい、血液サンプルを15分ごとに2時間採取しました。

 

その結果、出来立てのパスタを食べた人と比べ、冷たいパスタを食べた人の方が血糖値とインスリン値の上昇がより低いことが判明しました。また、温め直したパスタを食べた人は血糖値とインスリン値がさらにいっそう低いことが判明しました。

 

この番組の専門家によると、出来立てのパスタと温め直したパスタを食べた人を比べると、温め直したパスタを食べた人の方が血糖値の上昇が50%も低かったそうです。

参照:http://woman.mynavi.jp/article/141029-56/

 

とのこと。温めなおしたパスタには、血糖値の上昇をおさえる作用があるんだ、と。



こういった現象が起きるのは、でんぷんを冷やした際にレジスタントスターチができるから。レジスタントスターチは胃や小腸で消化されない食物繊維の一種で、腸内環境をガッツリ改善すると言われてるんですな。主にデンプンが冷えた際に作られる成分でして(1)、炊きあがったお米を冷蔵庫で冷やすとカロリーが減るのもレジスタントスターチができたおかげであります。

 

 

また、1日30gのレジスタントスターチを飲んだらインスリンの効きが格段に良くなったってデータもありまして(2)、健康によいのは間違いなさそう。わたしもレジスタントスターチのおかげでアレルギーがやわらぎまして、とても感謝しております。

 

 

ただし、レジスタントスターチで痩せられるかといえば、それはまた別の話。

 

 

たとえば2010年の実験(3)では、20人の参加者に1日40gのレジスタントスターチを飲んでもらったんですが、全員のインスリン抵抗性はバッチリ改善したものの、12週間が過ぎても体重や体脂肪の量はまったく変わらなかったとか。2012年の実験(4)でも結果は同じで、メタボ気味の参加者たちに1日15〜30gのレジスタントスターチを飲んでもらったものの、体重と体脂肪には変化がなかったそうな。

 

 

ちなみに、一般的なパスタには一食分でおよそ2gのレジスタントスターチしかふくまれておりません。1日40gを飲んでも体脂肪に変化がないんだから、いくら温めなおしたパスタを食べても痩せられる可能性はないと申せましょう。

 

 

もちろん、いずれの研究でもインスリン抵抗性の改善や体内の炎症をおさえる効果は確認されてるんで、あくまでレジスタントスターチはアンチエイジングやアレルギー対策として飲むのが吉。パスタは普通に食べたほうが良さそうです。そのほうが美味しいし。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。

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