スマホは1日1.5時間!スマホの使いすぎは子供の肥満リスクを2倍に
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/02/1152.html
「スマホを使う子供は太る!」ってデータ(1)が出てたんで軽くメモ。
これはハーバード大の研究で、24,800人の子供(9〜12才)のデータセットを使ったもの。全員のスマホ、タブレット、PC、テレビゲームの利用状況を調べたうえで、ライフスタイルとくらべたんですな。
それで何がわかったかといえば、
- 1日にスマホやタブレットを5時間以上使う子供は、スマホの使用時間が少ない子供にくらべて、
- 砂糖入りのジュースを3倍飲む
- 週に60分も運動をしない
- 睡眠時間も足りない
- 野菜を食べない
- フルーツも食べたい
- お菓子の量は増える
- 肥満になる確率が2倍高い
みたいな感じ。以前から「テレビを見る時間が長い人は太る!」ってデータは山ほどありましたんで、今回のも「そりゃそうですよねー」みたいな印象であります。
研究者いわく、
これまでの観察研究によれば、両親が子供のスマホやタブレット利用を制限することで、健康への悪影響を減らせることがわかっている。
とのこと。もちろんスマホがデブの原因になってるわけじゃないでしょうが、研究者は「スマホのほうがテレビより睡眠に良くないぶんだけ悪影響かも」と推測しております。
ちなみに、今回のは子供が対象ですけど、2013年には20代の学生を対象にした調査(2)も行われております。こちらの結論も同じで、やっぱりスマホの使用量が多い若者ほど心肺機能が低かったとか。
この調査だと「1日のスマホ利用は1.5時間まで!」って感じでして、それより増えると心肺機能が低下していく傾向があるみたい。まぁ「心肺機能が低い人ほどスマホを使いがち」って可能性もありますけど、いずれにせよ電子デバイスが不健康なライフスタイルと結びつきやすいのは確かでしょうねぇ。