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敏感肌の人向けな「シアバターシャンプー」がなかなか良い感じ

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いまスタメンで使っているサプリ&食品12選」で「シアバターシャンプー」ってのを紹介したところ、「なにそれ?」みたいな反応が多かったんで詳しいところを。

 



 

 

敏感肌の人にはシアバターシャンプーがいいかも

これは、その名のとおりシアバターをメインに配合したシャンプーで、あとはココナッツオイル、レモンバーム、ラベンダーオイルなんかが入っております。

 

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 もともとは「シャボン玉せっけんシャンプー」を使ってまして、特に不満も感じてなかったんですが、

 

  • よく考えたら自分の肌はアレルギーぎみで、特に頭部は乾燥肌の傾向があった
  • せっけんシャンプーは無味無臭なので「ちょっと味気ないなー」と思い出した

 

ってのが出てきたんですな。というのも、石けんって基本はアルカリ性なんで、理論上はアトピー肌や乾燥しやすい肌にはあんまよろしくないはずなんですよ。ならば、さらに低刺激性のものに変えつつ、ついでに香りも楽しめるようなものに変えてみようか、と。

 

 

洗浄剤のデシルグルコシドがやたら肌に優しい

そこで、このシアバターシャンプーのポイントは、

 

  • シアバターをたっぷり配合
  • 洗浄剤にはデシルグルコシドを使っている

 

の2点になります。シアバターはシアーバターノキから作られる油脂で、保湿効果が凄いんじゃない?と言われる成分。いちおう「抗炎症効果もあるのでは?」みたいなデータ(1)もあるものの、個人的には保湿にはワセリンでいいと思ってるんで、シアバターに関してはそこまで期待しておりません。

 

 

で、もうひとつのデシルグルコシドってのは、糖類から作る界面活性剤の一種です。というと、自然派コスメ系の人からは「界面活性剤なんてとんでもない!」みたいな批判が出るかもですが、個人的にはまったく心配してなかったりします。

 

 

そもそもデシルグルコシドは「とにかく肌への刺激が少ない!」ってのがウリの成分で、ベビーシャンプーなんかにも配合されるぐらい。2013年にはCIR(コスメの素材を検証する専門委員会)がチェック(2)を行っていて、

 

  • 肌にかゆみを起こす要素はない
  • 一般的なシャンプーぐらいの使用法なら超安全

 

との報告を出してたりします。普通、界面活性剤は頭皮に残りそうなイメージもありますが、デシルグルコシドは簡単に皮膚上で分解されちゃうみたいなんですな。さすがベビー用品に使われるだけはございますな。

 

 

ってことで、いまんとこ半年ぐらい使ってますけど、冬場になっても乾燥は起きずかなり快調。まぁ「シャボン玉せっけんシャンプー」でも快調だったのでどちらが良いとも言えないんですが、ラベンダーやレモンバームの香りもほどよいですし、敏感肌にお困りの方は試してみてもいいのではないかと。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。