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治療困難な「ニキビ痕」をガッツリ改善するかもな成分「 アダパレン」のお話

Wrinkles

お肌の問題は何かと難しいもんですが、中でも困るのがニキビ跡であります。いわゆる瘢痕ですな。


たんにニキビの段階なら手のほどこしようがあるんですが、これをつぶしたり触りまくったりして残る痕はかなりやっかい。現時点ではレーザー治療なんかがよく使われるものの、なかなか難しいもんでございます。


といったところで、新たに「アダパレンでニキビ痕がガッツリ改善!」って報告(1,2)が続けて出まして、お悩みの方には参考になりそうな気がするわけです。


アダパレンってのは昔からニキビの治療に使われてきた成分で、すごくざっくり言えば、当ブログでおなじみレチノールのお仲間。日本だとディフェリンゲルって名前で処方薬が販売されております。海外ではニキビ治療の定番だったんですが、「さすがにニキビ痕には厳しいかもなぁ……」と考えられてきたんですね。

ディフェリン0.1%




で、これはジョンズホプキンス大学の研究で、全部で3つの実験で構成されています。

  1. アダパレン0.3%とプラシーボ群を20人で比較
  2. アダパレン0.1%と過酸化ベンゾイル2.5%を31人で比較
  3. アダパレン0.3%と過酸化ベンゾイル2.5%を54人で比較

過酸化ベンゾイルってのはアメリカではメジャーなニキビ治療薬で、抗菌作用とピーリング作用を同時に持っているのがウリ。日本だとベピオゲルって名前で売られてたりします。

ベンザックジェル(ベピオゲル)5%60g + オパシー石鹸(ニキビ用)100g

この3つのなかだと、3つめの実験がもっとも検定力があっていい感じ(> 80%)。そこそこ信頼できそうな内容になっております。


実験期間は24週間で、アダパレン0.3%を使った参加者の変化はこんな感じ。

1

いやー、なかなかの改善度ですなぁ。具体的にはだいたい25週目で15.5%ほど瘢痕が消えたそうで、思ったよりすごいもんですな。ただし、残念ながらアダパレン0.1%の場合はあんま効果が見られませんで、6カ月の時点でもさほどの変化はなかったみたい。日本だとアダパレンは0.1%のものしか手に入らないんで、ここは難しいところ。


でもって、もちろんニキビの炎症レベルもガッツリ減ってまして、24週の変化はこんな感じ。

2

こちらは0.1%のアダパレンでも変化が出てるものの、やはり基本的には0.3%を使うのが良さげ。


そんなわけで、とりあえずニキビにお悩みの方はお医者さんでディフェリン0.1%を頼んでみるのはあり。瘢痕については微妙な結果なんで、加えてお医者さんにご相談ください。もちろん個人輸入でディフェリン0.1%を買うのも悪くはないですが、結局はお医者さんに行くのが安上がりですのでー。

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42才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。「パレオダイエットの教科書」と「服用危険」って本が発売中です。