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あのサプリでワーキングメモリの性能が改善するぞ!というメタ分析の話



チキンエッセンスでワーキングメモリが高まる!」というおもしろいデータ(R)が出ておりました。


チキンエッセンスってのは鶏肉を丸ごと煮込んだエキスのことで、高圧力でタンパク質をペプチド化したあと脂肪分を取り除いて作られます。ペプチド化のおかげで体内への栄養吸収が良いので、香港やシンガポールでは風邪や慢性疲労に使われてたりします。


代表的なのは「Brand's Essence of Chicken」で、アジアだとスーパーでもよく見かけたりしますね。


Brand's Essence of Chicken Drink for Health



で、チキンエッセンスについては昔から結構な量の調査が行われてまして、今回の新しい論文では過去のデータから1760報を選び、そこからわりと質が高い8件をまとめたメタ分析になってます。サンプル数は794人で、現時点ではチキンエッセンスに関する最良のデータだと申せましょう。


でもって、分析の結果がざっくりどうだったかと言いますと、

  • チキンエッセンスをしばらく飲むと、ワーキングメモリの機能が改善する! (SMD: 0.31, 95% CI: 0.16, 0.46)

だったそうです。もちろんそこまでデカい改善値じゃないんだけど、ワーキングメモリは問題解決に欠かせないのはもちろんメンタルの安定にも重要ですからねぇ。メタ分析で効果が確認されたのは素晴らしいんじゃないでしょうか。


また、このメタ分析で大きいのは、

  • 若い男女(20〜30代ぐらい)にワーキングメモリの改善が確認されてる!

ってとこでしょうね。この手の研究ってご老人を対象にしたものが多いので、健康的な若者にも違いが出たのはなかなかすばらしいことです。


では、具体的に「どれぐらいチキンエッセンスを飲めば頭が良くなるのか?」ってとこが気になりますが、多くの実験を見てますと、

  • 1日70ml〜140mlを7〜28日ほど飲み続ける!

ってところで良い結果が出てる模様です。


ちなみに、なんでチキンエッセンスでワーキングメモリが改善するのかは良くわかっとらんのですが、先行研究(R)だと「背外側前頭前野(dlPFC)の活性化が確認された!」って報告もあったりします。dlPFCは脳の最高司令官とも言われるエリアで、ここがワーキングメモリの働きをサポートしてるって可能性はなきにしもあらずってとこです。


また、もうひとつの可能性としては、チキンエッセンスには「ストレスホルモンを下げる働きがあるかも?」なんて結果も出てたりとか(R)。ストレスホルモンが多すぎると認知機能は下がりますんで、その悪影響をチキンエッセンスが食い止めてる可能性も否定できないかなー、という。


というわけで、個人的には一気にチキンエッセンスに興味がわいてきたわけですが、あれって結構カビみたいな味がしてマズいんですよね……。

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