「自分はどれだけ体力あるの?」をガッツリ測るための「クーパーテスト」
https://yuchrszk.blogspot.com/2019/10/blog-post_9.html
「長生きのためには体力が超大事!」ってのは言うまでもなく、そのためには自分の体力レベルを知っておいたほうがいいわけです。現在の体力を超えた運動をしたらオーバーワークになっちゃうし、逆にいまの体力を下回ったら心肺機能は成長しませんからねぇ。
その具体的な方法としては、「自分のフィットネスレベルを正確に判断するための5つのテスト」なんて話を以前に紹介したんですが、そういえばもっと定番の「クーパーテスト」について触れてなかったので、ちょっとまとめときます。
「クーパーテスト」はもともと米軍が1960年代に開発した体力テストで、どれだけ高い心肺機能を持ってるかを測るのに向いております。その精度についても何度か検証が行われていて、最大酸素摂取量と相関することがわかってたりします(R)。
最大酸素摂取量を計ろうと思ったら普通は大がかりな機械が必要なんですけど、クーパーテストではトレッドミルがあればOK。ジムに通っている人なら簡単に計測できますし、メンバーシップがない人はビジターで試すのもいいのではないかと。
で、「クーパーテスト」の考え方は非常にシンプルで、
- 12分間全力で何メートル走れるか?
を計測するだけです。正確な時間の計測が必須なんで、どうしてもトレッドミルの使用は必須なんすよね。
つまり、トレッドミルで「クーパーテスト」を行う際は、
- タイマーを12分にセット
- トレッドミルを猛ダッシュ
- 疲れてきたらスピードを調整する
って感じになります。12分も全力で走れる人なんて世の中にほぼいないんで、まずは最初の数分だけ猛ダッシュをかまして、そこからジリジリとペースを落としていき、もし余裕が出たらスピードをあげる作業のくり返しになります。
でもって、「クーパーテスト」の結果は以下のように判断します。
ご覧のとおり年齢と性別によって望ましい達成度は変わりまして、アンチエイジングを目指すなら心肺機能を「良い」のレベルぐらいまでには持っていきたいところです。
ちなみに、私が最後に「クーパーテスト」をやったのは半年ぐらい前ですが、そのときは2.8キロぐらいでした。なんとかこのレベルを保っていきたいもんですが、そのためにはもうちょいキツ目の有酸素運動を増やす必要があるんだろうなぁ、とか。
いずれにせよ、このテストは割と手軽だし正確性も高いんで、アンチエイジング試験のひとつとして取り入れてみるのもいいのではないかと。どうぞよしなに。